
パッヘルベルのジーグ
パッヘルベル・c. 1680–1706
あの「カノン」には、はずむ相棒がいた!知られざる後半戦。
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Dance · Op. 214 · 1858
ヨハン・シュトラウス2世(1825–1899)
ペチャクチャ、ヒソヒソ!うわさ話を音にした超特急ポルカ。Chit-chat at top speed: gossip turned into a polka.
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Yuja Wang plays Tritsch-Tratsch Polka
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ホー!「トリッチ・トラッチ」はドイツ語で「おしゃべり、うわさ話」のことなんだ。
「トリッチ・トラッチ・ポルカ」は、ヨハン・シュトラウス2世が1858年に作った、速いテンポのポルカ(はずむ2拍子の踊り)です。題名の「トリッチ・トラッチ」は「おしゃべり、うわさ話」という意味。細かい音がすばやく動き、ペチャクチャと休みなく話す声のように聞こえます。演奏時間は3分ほどの、短くて元気な曲です。The Tritsch-Tratsch-Polka is a fast polka, a bouncy dance in two beats, that Johann Strauss II wrote in 1858. 'Tritsch-Tratsch' means 'chit-chat' or 'gossip'. Its quick, busy notes sound like voices chattering without a pause. It lasts only about three minutes, a short and lively piece.
この年の夏、シュトラウスはロシアのサンクトペテルブルク近くのパヴロフスクで演奏会のシーズンを過ごし、大成功をおさめていました。ウィーンに帰ってから発表したのがこのポルカです。オーストリアの劇作家ネストロイの喜劇『トリッチトラッチ』(1833年初演)にちなんだのではないか、とも言われています。That summer, Strauss had spent a very successful concert season in Pavlovsk, near Saint Petersburg in Russia. He presented this polka after returning to Vienna. Some say the title may refer to Der Tritschtratsch, a comic play by the Austrian writer Johann Nestroy, first staged in 1833.
初演は1858年11月24日、ウィーンでの演奏会でした。ペチャクチャと休みなくしゃべりつづけるような、細かくきざむリズムがおもしろく、たちまち人気曲になりました。今もウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートなどでたびたび演奏され、歌詞をつけて合唱で歌われることもあります。It was first performed at a concert in Vienna on 24 November 1858. Its quick, chattering rhythm, like people talking nonstop, was great fun, and it soon became a hit. Today it is often played at concerts such as the Vienna Philharmonic's New Year's Concert, and it is sometimes sung by choirs with words.
This is a very fast and happy polka. 'Tritsch-tratsch' means 'chit-chat' in German. The music sounds like people talking very fast. It is only about three minutes long. It is great music for a fun day!これは、とても速くて楽しいポルカです。「トリッチ・トラッチ」はドイツ語で「おしゃべり」という意味です。音楽は、人びとがとても早口でしゃべっているように聞こえます。長さはたった3分くらい。楽しい日にぴったりの音楽です!
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題名は、ウィーンのうわさ話好きを楽しくからかったものだとも言われます。シュトラウスは、止まらないおしゃべりを、細かい音がいそがしく動く音楽で表しました。耳をすませば、あちこちでペチャクチャ話す声が聞こえてくるようです。
The title is said to poke gentle fun at the Viennese taste for gossip. Strauss turned nonstop chatter into music full of busy, quick notes. If you listen closely, you can almost hear people talking everywhere.
シュトラウスは1856年から何年も、夏になるとロシアのパヴロフスクで演奏会を開きました。鉄道会社が、駅にある演奏会場へお客さんを呼ぶために彼を招いたのです。ロシアでもシュトラウスは大スターで、このポルカはその大成功のあとに生まれました。
From 1856, Strauss spent many summers giving concerts in Pavlovsk, Russia. A railway company invited him to bring visitors to the concert hall at its station. Strauss was a big star in Russia too, and this polka was born after one of those great seasons.
ハンガリー出身のピアニスト、ジョルジュ・シフラは、このポルカをピアノ独奏用に、目がまわるほど華やかに編曲しました。今もユジャ・ワンなど人気ピアニストがアンコールなどで弾いて、会場をわかせています。
The Hungarian-born pianist György Cziffra made a dazzling solo piano version of this polka. Popular pianists such as Yuja Wang still play it, often as an encore, and audiences love it.
ヨハン・シュトラウス2世の父ヨハン1世も「ラデツキー行進曲」で有名な作曲家で、弟のヨーゼフとエドゥアルトも作曲家・指揮者でした。シュトラウス家の楽団は、ウィーンの舞踏会になくてはならない存在だったのです。
Johann Strauss II's father, Johann Strauss I, was also a famous composer, known for the Radetzky March. His brothers Josef and Eduard were composers and conductors too. The Strauss family orchestra was a must at Vienna's balls.
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