
パッヘルベルのジーグ
パッヘルベル・c. 1680–1706
あの「カノン」には、はずむ相棒がいた!知られざる後半戦。
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Piano · · 1902
スコット・ジョプリン(c.1868–1917)
ずれるリズムが楽しい!20世紀はじめのおしゃれなラグ。Off-beat fun! A stylish rag from the early 1900s.
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The Royal Ballet rehearse Elite Syncopations
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Elite Syncopations by Scott Joplin | Cory Hall, pianist-composer
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Elite Syncopations- Kenneth MacMillan.
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ホー!「シンコペーション」は、強い音をわざと拍からずらすリズムのことだよ。
「エリート・シンコペーションズ」は、スコット・ジョプリンが1902年に出版したピアノのラグです。ラグタイムは、アメリカで生まれた、はずむようなリズムのピアノ音楽。「エリート」には「えりすぐりの・一流の・しゃれた」という意味があり、「シンコペーション」は「強い音を拍からずらすリズム」のこと。題名には「しゃれた一流のシンコペーション」というような感じがあります。Elite Syncopations is a piano rag that Scott Joplin published in 1902. Ragtime is bouncy piano music born in America. 'Elite' can mean select, first-rate or fashionable, and 'syncopation' is a rhythm that puts strong notes off the beat. So the title suggests something like 'stylish, first-rate syncopations'.
出版したのは、ジョプリンの「メイプル・リーフ・ラグ」(1899年)を出して大成功したジョン・スタークです。同じ1902年には、のちに有名になる「ジ・エンターテイナー」も出版されました。ラグの左手は行進曲のように「ブン・チャッ」と規則正しく進み、右手はそれに逆らうように、ずれたリズムでメロディーを弾きます。この「ずれ」こそが楽しさの正体です。It was published by John Stark, who had great success with Joplin's Maple Leaf Rag in 1899. In the same year, 1902, The Entertainer, which later became very famous, was also published. In a rag, the left hand moves steadily like a march, 'oom-pah, oom-pah'. The right hand plays the melody against it with off-beat rhythms. This 'shift' is the secret of the fun.
ラグタイムは20世紀のはじめに大流行しましたが、やがてジャズがアメリカの音楽の中心になるにつれて、人気がおとろえていきました。1970年代にジョプリンの音楽がふたたび注目されると、この曲も人気をとりもどします。1974年にはイギリスのロイヤル・バレエで、振付家ケネス・マクミランが、この曲名をそのまま題にしたバレエ「エリート・シンコペーションズ」を発表しました。Ragtime was hugely popular in the early 1900s, but its popularity faded as jazz took over American popular music. When Joplin's music came back in the 1970s, this piece became popular again. In 1974, the choreographer Kenneth MacMillan created a ballet for the Royal Ballet in Britain and used this piece's name, Elite Syncopations, as its title.
This is a happy piano piece from America. It is called a rag. The left hand plays a steady beat. The right hand plays off the beat. This makes the music jump and dance.これはアメリカの楽しいピアノ曲です。「ラグ」と呼ばれます。左手は規則正しい拍をきざみます。右手は拍からずれて弾きます。それで音楽がはずんで、おどり出すのです。
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ラグタイムは、当時アメリカで大人気だった行進曲の形をかりています。左手は「ブン・チャッ」と2拍子をきざみ、いくつかのメロディーを順番につないでいく形も行進曲そっくり。そこに、ずれたリズムの右手が乗ることで、あの楽しいはずみが生まれます。
Ragtime borrows the form of the march, which was hugely popular in America at the time. The left hand keeps a two-beat 'oom-pah', and the way several melodies are joined one after another is just like a march. The off-beat right hand on top creates that happy bounce.
1902年は、ジョプリンにとって当たり年でした。この曲と同じ年に、のちに映画「スティング」で世界中に知られる「ジ・エンターテイナー」も出版されています。どちらも出版したのは、セントルイスの出版社ジョン・スタークでした。
1902 was a great year for Joplin. In the same year as this piece, he also published The Entertainer, which later became world-famous through the film The Sting. Both were published by John Stark in St. Louis.
1974年、イギリスのロイヤル・バレエで、ケネス・マクミラン振付のバレエ「エリート・シンコペーションズ」が初演されました。ジョプリンなどのラグタイムに合わせて、カラフルな衣装のダンサーたちがおどる楽しい作品で、題名はこの曲からとられています。
In 1974, the Royal Ballet in Britain gave the first performance of Kenneth MacMillan's ballet Elite Syncopations. In this fun work, dancers in colorful costumes dance to ragtime by Joplin and others. Its title was taken from this piece.
ジョプリンの音楽がふたたび注目されたきっかけのひとつが、1970年にピアニストのジョシュア・リフキンが出したジョプリン作品集のレコードです。クラシックのレーベルから出たこのレコードがよく売れ、ラグタイムは「クラシックの名曲」としても聴かれるようになりました。
One reason Joplin's music came back was a 1970 album of his works by the pianist Joshua Rifkin. It came out on a classical label and sold well, and people began to listen to ragtime as classical music, too.
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