
パッヘルベルのジーグ
パッヘルベル・c. 1680–1706
あの「カノン」には、はずむ相棒がいた!知られざる後半戦。
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Piano · L. 117 · 1910
クロード・ドビュッシー(1862–1918)
いたずら妖精パックが、ピアノの上をぴょんぴょん飛び回る!Puck the naughty fairy hops all over the keyboard!
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Alexandre Tharaud - Claude Debussy - La Danse de Puck
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Debussy: Préludes / Book 1, CD 125: No. 11, La danse de Puck
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ホー!パックは、メンデルスゾーンの結婚行進曲と同じ劇に出てくる妖精なんだよ。
「パックの踊り」は、ドビュッシーの『前奏曲集 第1巻』の11曲目です。パックとは、シェイクスピアの喜劇『夏の夜の夢』に出てくる、いたずら好きの妖精のこと。軽くはねる音や、急に走り出す音が、森の中を気まぐれに飛び回るパックの姿をえがいています。楽譜には「気まぐれに、軽く」という指示があります。Puck's Dance is the eleventh piece in Debussy's first book of Preludes. Puck is the mischievous fairy in Shakespeare's comedy A Midsummer Night's Dream. Light, bouncing notes and sudden dashes show him flitting around the forest on a whim. The score is marked 'capricious and light.'
『夏の夜の夢』では、パックは妖精の王オーベロンの家来です。ところが惚れ薬をまちがった人にぬってしまい、恋人たちの関係をめちゃくちゃにしてしまいます。曲の中でも、はねるリズムと、遠くから呼びかけるような音が入れかわり、どこへ飛んでいくかわからない落ち着きのなさが表されています。In the play, Puck serves Oberon, the king of the fairies. But he puts a love potion on the wrong person and turns the lovers' lives upside down. In the music, too, skipping rhythms take turns with calls that seem to come from far away, showing a restless spirit that might fly off anywhere.
この曲は1910年5月、ドビュッシー自身が「帆」などといっしょに初演しました。さらにドビュッシーは、自動ピアノ用のロールにこの曲の演奏を残しています。同じ劇からは、メンデルスゾーンの「結婚行進曲」も生まれました。1つの劇から、まったくちがう名曲が2つ生まれたのです。Debussy himself gave the first performance in May 1910, along with Voiles and two others. He also recorded the piece on a piano roll. The same play inspired Mendelssohn's famous Wedding March. One play gave us two very different masterpieces.
This piano piece is about Puck. Puck is a fairy in a famous play. He likes to play tricks on people. The music jumps and runs fast. It is light, like a fairy flying in the forest.これはパックについてのピアノ曲です。パックは有名な劇に出てくる妖精です。人にいたずらをするのが大好きです。音楽はとびはねたり、速く走ったりします。森の中を飛ぶ妖精のように軽い曲です。
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結婚式でおなじみのメンデルスゾーンの「結婚行進曲」は、シェイクスピアの『夏の夜の夢』のために書かれた音楽です。この「パックの踊り」も同じ劇の妖精がモデル。にぎやかな結婚式の音楽と、軽やかないたずら妖精の音楽が、じつは同じ物語から生まれているのです。
Mendelssohn's Wedding March, heard at so many weddings, was written for Shakespeare's A Midsummer Night's Dream. Puck's Dance is based on a fairy from the same play. So a grand wedding march and this light, naughty dance both come from one story.
劇の中でパックは「40分で地球をひとまわりしてみせましょう」と言います。それくらいすばしっこい妖精なのです。ドビュッシーの曲も、短いあいだに音が高く低く飛び回り、そのスピード感を見事に表しています。
In the play, Puck says he can put a girdle round the earth in forty minutes. That's how quick he is. Debussy's music also flies high and low in a short time, capturing that speed perfectly.
パックの有名なセリフに「人間というのは、なんておろかなんだろう!」(Lord, what fools these mortals be!)があります。恋にふり回される人間を、妖精が笑って見ているのです。この曲のどこかとぼけた音の動きにも、そんなパックのからかうような笑い声が聞こえてきそうです。
One of Puck's famous lines is 'Lord, what fools these mortals be!' The fairy laughs at humans who are tossed around by love. In the teasing turns of this music, you can almost hear Puck's mocking laughter.
ドビュッシーは、自動ピアノのウェルテ社のために、自分の作品14曲を録音しました。「パックの踊り」もその1曲です。紙のロールに開けた穴で演奏を記録するしくみで、作曲者がどんなテンポや軽さで弾いたのか、今も確かめることができます。
Debussy recorded 14 of his works for the Welte self-playing piano company, and Puck's Dance is one of them. The system recorded a performance as holes punched in a paper roll, so we can still check how fast and how lightly the composer played it.
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