
ダイドーの嘆き
パーセル・by 1689
「わたしを覚えていて」。くり返す低音にのせた、胸をうつ別れの歌。
歌劇「ダイドーとエネアス」より「ダイドーの嘆き」のページへ
Piano · Op. 34 No. 2 · 1831(出版1838年)
フレデリック・ショパン(1810–1849)
ショパン自身もお気に入りだった?ゆっくりで物悲しいワルツ。A slow, sorrowful waltz that Chopin may have loved best.
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Chopin. Grande Valse Brillante Op. 34 #2 Valentina Lisitsa
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Chopin Valse Brillante Op.34 No.2 - P. Barton, FEURICH piano
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Andrzej Wierciński – Waltz in A minor Op. 34 No. 2 (second stage)
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ホー!ワルツなのにゆっくり、しかも悲しげ。おどるより、じっと聴きたくなる曲だね。
この曲は、ショパンの「作品34」の3曲のワルツの2曲目です。ワルツといえば明るく軽やかなおどりの曲を思いうかべますが、この曲はゆっくりとしたテンポで、イ短調の物悲しいメロディーが続きます。左手の低い音域で歌い始めるメロディーは、まるで遠い故郷を思い出しているかのようです。This is the second of the three waltzes in Chopin's Op. 34. When we think of a waltz, we imagine a bright, light dance, but this piece is slow, with a sorrowful melody in A minor. The melody begins low in the left hand's range, as if someone were remembering a faraway home.
作品34の3曲は1838年にまとめて出版されましたが、この第3番だけは、ずっと前の1831年に書かれたと考えられています。1831年は、ショパンが故郷ポーランドをはなれて旅を続け、パリにたどりついた年です。同じころ、ワルシャワでは独立をめざした反乱がロシア軍におさえこまれていました。The three pieces of Op. 34 were published together in 1838, but this No. 3 alone is thought to have been written much earlier, in 1831. That was the year Chopin, having left his homeland of Poland, kept traveling and arrived in Paris. Around the same time, an uprising for independence in Warsaw was crushed by the Russian army.
この曲はダンスのための明るいワルツではなく、聴く人の心にしみる、詩のようなワルツです。ド・イヴリ男爵夫人にささげられました。作曲家ステファン・ヘラーがこの曲を「いちばん好きなワルツ」だと伝えたところ、ショパンは「わたしもそうだ」と喜んだ、という話が伝えられています。This is not a bright waltz for dancing, but a poetic waltz that touches the listener's heart. It was dedicated to Baroness d'Ivry. There is a story that when the composer Stephen Heller told Chopin it was his favorite waltz, Chopin was delighted and said it was his favorite too.
This waltz is slow and sad. Most waltzes are happy dances, but this one is different. The melody starts low, like a deep voice. A friend said, "This is my favorite waltz." People say Chopin answered, "Mine too!"このワルツはゆっくりで、悲しい曲です。ほとんどのワルツは楽しいおどりの曲ですが、この曲はちがいます。メロディーは低く、深い声のように始まります。ある友人が「これがいちばん好きなワルツだ」と言いました。ショパンは「わたしもだ!」と答えたと言われています。
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作曲家のステファン・ヘラーが、ショパンにこのワルツがいちばん好きだと伝えたとき、ショパンはとても喜び、「わたしもこの曲がいちばん好きだ」と答えたという話が伝えられています。ショパンはそのお礼に、ヘラーを食事にさそったとも言われています。
There is a story that when the composer Stephen Heller told Chopin this was his favorite waltz, Chopin was very pleased and replied that it was his favorite too. It is also said that Chopin invited Heller to a meal to thank him.
作品34の3曲は、それぞれ別の時期に書かれました。このワルツは3曲のうちいちばん早く書かれたと考えられ、1831年とする資料が多い一方、1834年ごろとする説もあります。出版の順では2曲目で、3曲は1838年にまとめて出版されました。
The three pieces of Op. 34 were written at different times. This waltz is generally thought to be the earliest. Many sources date it to 1831, although some place it around 1834. It is second in the published order, and all three were published together in 1838.
1831年、ワルシャワではポーランドの独立をめざした反乱が、ロシア軍によっておさえこまれました。そのころショパンは旅の途中で、二度と祖国にもどることはありませんでした。このワルツの悲しい響きを、そうした時代と重ねて聴く人も多くいます。
In 1831, an uprising in Warsaw for Polish independence was crushed by the Russian army. At that time Chopin was traveling abroad, and he never returned to his homeland. Many people hear the sad sound of this waltz together with that history.
多くのワルツは、右手が高い音域で明るいメロディーをひきます。でもこの曲のメロディーは、低い音域でチェロが歌うように始まります。その深く落ち着いた響きが、このワルツの物悲しい雰囲気を作り出しています。
In many waltzes, the right hand plays a bright melody high up. But in this piece, the melody begins in a low range, as if a cello were singing. Its deep, calm sound creates the sorrowful mood of this waltz.
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