
カノン
パッヘルベル・c. 1680–1706
同じ8つの音が28回!なのに聴くたび胸がいっぱいになる曲。
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Piano · Op. 165 No. 2 · 1890
イサーク・アルベニス(1860–1909)
気だるく、おしゃれに揺れるリズム。アルゼンチンじゃない「スペインのタンゴ」。A lazy, elegant sway: a Spanish tango, not an Argentine one.
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Albeniz ~ Tango ~ Piano ~ from España, Op.165 , No. 2
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ホー!このタンゴは、ダンスホールのタンゴとはちがう、ハバネラに近いリズムなんだ。
この「タンゴ」は、スペインの作曲家イサーク・アルベニスのピアノ曲集「スペイン(6つのアルバムの綴り)」の2曲目です。ニ長調で、ゆったりと、少し気だるく揺れるリズムにのって、甘いメロディーが歌われます。短い曲ですが、アルベニスのピアノ曲の中でも、とくによく知られた1曲です。This Tango is the second piece in España, a set of six 'album leaves' for piano by the Spanish composer Isaac Albéniz. It is in D major, and a sweet melody sings over a slow, lazy, swaying rhythm. It is short, but it is one of Albéniz's best-known piano pieces.
曲集「スペイン」は1890年に出版されました。そのころアルベニスは、ロンドンを中心に活躍していました。ここでの「タンゴ」は、アルゼンチンのはげしいタンゴではなく、キューバから伝わった「ハバネラ」に近い、ゆったりしたリズムの踊りを指しています。「タン・タ・タン・タン」という独特のリズムが、南国の風を感じさせます。España was published in 1890, when Albéniz was working mostly in London. The 'tango' here is not the fiery Argentine tango. It is a slower dance, close to the habanera, which came to Spain from Cuba. Its special 'dum, da-dum, dum' rhythm brings a warm southern breeze.
この曲はのちに、ピアニストのゴドフスキーがより華やかなピアノ版に、ヴァイオリニストのクライスラーがヴァイオリン版に編曲し、世界中で愛されるようになりました。アルベニス自身はギターの曲を書きませんでしたが、この曲はギターでもよく弾かれ、今ではギター奏者の大切なレパートリーになっています。Later, the pianist Leopold Godowsky made a richer piano version, and the violinist Fritz Kreisler arranged it for violin, so it became loved around the world. Albéniz never wrote for the guitar himself, but this piece is often played on guitar and is now an important part of the guitar repertoire.
This is a short piano piece from Spain. It is called Tango, but it is not like the tango from Argentina. It is slow and sweet. The rhythm sways like a warm wind. Many guitar players also love it.これはスペインの短いピアノ曲です。「タンゴ」という名前ですが、アルゼンチンのタンゴとはちがいます。ゆっくりで、あまい曲です。リズムは、あたたかい風のように揺れます。たくさんのギター奏者も、この曲が大好きです。
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「タンゴ」と聞くと、アルゼンチンのはげしい踊りを思いうかべるかもしれません。でも、この曲が出版された1890年ごろ、アルゼンチン・タンゴはまだ世界に広まる前でした。ここでのタンゴは、スペインやキューバで親しまれた、ゆったりしたハバネラ風のリズムの踊りです。
When you hear 'tango', you may think of the passionate dance from Argentina. But around 1890, when this piece was published, the Argentine tango had not yet spread around the world. The tango here is a slower dance with a habanera-like rhythm, popular in Spain and Cuba.
20世紀初めの大ピアニスト、レオポルド・ゴドフスキーは、この曲をもとに、和音や飾りをたっぷり加えた編曲を作りました。もとの素朴な味わいとはちがう、ぜいたくな響きになっています。もとの版とゴドフスキー版を聴きくらべるのも楽しいですよ。
The great pianist Leopold Godowsky made an arrangement full of extra chords and decorations. It sounds rich and luxurious, quite different from the simple charm of the original. It is fun to compare the two versions.
アルベニスは、生涯ギターのための曲を1曲も書きませんでした。ところが、彼のピアノ曲にはギターの響きを思わせるものが多く、タレガやリョベートらがギター用に編曲したことで、今ではギター奏者にとって欠かせない作曲家のひとりになっています。
Albéniz never wrote a single piece for the guitar. But many of his piano pieces sound like guitar music, and players such as Tárrega and Llobet arranged them for guitar. Today, he is one of the most important composers for guitarists.
アルベニスには「12歳で船にこっそり乗りこんで南米へ渡った」という有名な話があります。でも、これは事実ではない作り話とされています。じっさいには、子どものころ父親といっしょに各地で演奏旅行をしていました。この話は、アルベニス自身が広めたとも言われています。
There is a famous story that Albéniz secretly got on a ship to South America at age 12. But this is now thought to be a myth. In fact, he toured as a child with his father. Some say Albéniz himself helped spread the story.
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