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英語俗説よく言われるが根拠が弱い

salaryサラリー|給料、固定給

「給料=塩で払われた」は本当?

salary は13世紀から英語に見られる語で、ラテン語 salārium(文官・武官の俸給)がフランス語を経て入ったもの。salārium は「塩の」を意味する salārius から来ていて、sāl(塩)とつながっていることは確かだ。一方、「ローマの兵士は塩、あるいは塩を買うお金で給料をもらった」という有名な話について、Merriam-Webster は古代の資料に根拠がないと注記している。American Heritage は「もとは塩などを買うために兵士に渡したお金」だったと「おそらく」付きで書いており、見方が分かれる。塩そのもので払ったと書く辞書はない。塩が何らかの形で俸給と結びついていたこと以上は、推測の域を出ない。

英語学習のワンポイント

salad(もとは「塩をしたもの」)も、ラテン語 salsus(塩をした)から来た sauce も塩の仲間。salary は月給・年俸のような固定給で、時給や日給の賃金は wage と使い分ける。

Her starting salary was higher than she expected.

彼女の初任給は思っていたより高かった。

出典

  1. Merriam-Webster「salary」
  2. American Heritage Dictionary「salary」
  3. American Heritage Dictionary「salad」
  4. American Heritage Dictionary「sauce」

確かさ「俗説」は、出典の辞書・資料の書き方にもとづく判定です。

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