WHY NOW
いま話題になっている理由
フランスで、高校生が校門をふさいで授業をできなくする抗議が各地に広がり、数百校が休校になった。教員不足や過密な教室、古い校舎の改善を求める動きで、警察との衝突や放火も伝えられている。英字ニュースの見出しには school protests が並び、記事や一部の見出しには blockade(封鎖)という語が出てくる。海上封鎖の blockade と同じ語なので、使い方を押さえておきたい。
blockade は「出入りをふさぐ」
blockade は、ある場所への出入りを力でふさぐこと。ニュースでは naval blockade(海上封鎖)のように軍隊が港や海域をふさぐ場面の印象が強いが、抗議する人たちが道路や建物の入り口をふさぐことにも使う。今回は生徒が校門をふさぎ、学校に入れなくする抗議のことを school blockade と呼んでいる。
名詞にも動詞にもなる
blockade は名詞で「封鎖」、動詞で「封鎖する」。students blockaded schools(生徒たちが学校を封鎖した)のように動詞で使うほか、set up a blockade(封鎖する)、lift a blockade(封鎖を解く)の形もよく出る。似た語の barricade は、ふさぐために積み上げた「バリケード(障害物)」そのものを指すことが多い。
見出しで一緒に出る語
今回の見出しには、school protests(学校での抗議)、unrest(社会の混乱、騒乱)、clash with police(警察と衝突する)、tear gas(催涙ガス)が並んだ。spread nationwide(全国に広がる)や turn violent(暴力的になる)も、抗議が大きくなっていく様子を伝える決まった言い方だ。