
アブデラザール
パーセル・1695
ブリテンが「オーケストラ入門」のテーマに選んだ、かっこいいメロディー。
劇音楽「アブデラザール」より ロンドのページへ
Piano · Op. 20 · 1831–1835
フレデリック・ショパン(1810–1849)
嵐のまん中に、ふるさとのクリスマスの子守歌がひっそり流れる。A Polish Christmas lullaby hidden inside a storm.
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Chopin: Scherzo No. 1 in B Minor, Op. 20
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F.Chopin Scherzo #1 in B minor, Op. 20 Valentina Lisitsa
Valentina Lisitsa QOR Records Official channel(YouTube) YouTube で開く ↗

ホー!「スケルツォ」はイタリア語で「冗談」。でもこの曲はぜんぜん冗談じゃないよ!
スケルツォは、イタリア語で「冗談」という意味のことばです。もともとは軽くて楽しい曲によく使われましたが、ショパンはこの名前で、はげしく劇的なピアノ曲を4曲書きました。その第1番がこの曲で、2つの強い和音がとどろく、衝撃的な始まり方をします。Scherzo is an Italian word that means joke. It was often used for light, cheerful music, but Chopin used the name for four fierce and dramatic piano pieces. This is No. 1, and it starts with a shock: two loud, crashing chords.
1830年11月、20歳のショパンはポーランドを出発しました。その直後、ワルシャワでロシアに対する反乱(11月蜂起)が起き、ショパンは家族や友人を心配しながらウィーンでひとり暮らすことになります。この曲をそのころの出来事と結びつける説が広まっていますが、そのころ書きはじめたというはっきりした証拠はなく、もう少しあとの1833年ごろの作品とみる見方もあります。In November 1830, the 20-year-old Chopin left Poland. Soon after, an uprising against Russia broke out in Warsaw, and Chopin stayed alone in Vienna, worried about his family and friends. A popular story links this piece to those events, but there is no clear evidence that he began it then, and some think it dates from a little later, around 1833.
まん中の部分では、音楽はしずかになり、ポーランドのクリスマスの子守歌「眠れ、幼子イエス」のメロディーがやさしく流れます。曲は1835年に出版され、友人のトマシュ・アルブレヒトにささげられました。最後は、はげしい音の嵐のなかで力強く終わります。In the middle section, the music becomes quiet, and the melody of a Polish Christmas carol, Sleep, Little Jesus, flows gently. The piece was published in 1835 and dedicated to his friend Thomas Albrecht. At the end, it closes powerfully in a storm of notes.
Scherzo means joke, but this piece is not funny. It is fast and wild. In the middle, the music becomes quiet. You can hear a Polish Christmas song. The composer was far from home at that time.スケルツォは「冗談」という意味ですが、この曲はおもしろくありません。速くてはげしい曲です。まん中で、音楽はしずかになります。ポーランドのクリスマスの歌が聞こえます。作曲家はそのころ、ふるさとから遠くはなれていました。
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まん中の部分には、ポーランドで昔から歌われるクリスマスの子守歌「眠れ、幼子イエス」のメロディーが使われています。ショパンがほかの人の曲をこうしてそのまま引用するのは、とてもめずらしいことです。
The middle section uses the melody of Sleep, Little Jesus, an old Polish Christmas lullaby. It is very unusual for Chopin to quote an existing tune like this.
1830年のクリスマス、ショパンはウィーンにいました。ふるさとでは反乱が起き、家族のもとへ帰ることもできません。この年のクリスマスイブ、ひとりで聖シュテファン大聖堂に行ったことを、手紙に書いたと伝えられています。
At Christmas in 1830, Chopin was in Vienna. An uprising had broken out at home, and he could not go back to his family. It is said that he wrote in a letter about going alone to St. Stephen's Cathedral on Christmas Eve that year.
古典派の時代、スケルツォはたいてい速く活発で、遊び心のあるおどろきに満ちた楽章でした。ショパンはそれを、ひとつの独立した大きなピアノ曲にして、はげしく深刻な音楽に変えました。名前と中身のギャップも、この曲の魅力です。
In the Classical period, a scherzo was usually a quick, lively movement, often full of playful surprises. Chopin made it a large, independent piano piece and filled it with fierce, serious music. The gap between the name and the music is part of its charm.
曲は、高い和音と低い和音が強く鳴らされて始まります。何の前ぶれもない始まり方に、初めて聴く人はびっくり。そのあと、くるくるとうずをまくような速い音が、休みなく続いていきます。
The piece begins with a loud high chord and a loud low chord, with no warning at all. First-time listeners jump. Then fast, swirling notes rush on without a break.
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