The Thief and the Housedog

どろぼうと番犬

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  • タウンゼンド英訳(1867年)
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夜、家に押し入ろうとしたどろぼうは、番犬にほえられないよう肉を何切れか持ってきて投げ与えた。すると犬は「それで口をふさげると思ったら大間違いだ。急に親切にされると、主人を害する下心があるのではとかえって用心深くなる」と言った。

💡 やさしい英語版もあります:L2 The Thief and the Dog
キーワード(6語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • break into押し入る
  • pacifyなだめる
  • alarm(危険を)知らせる、驚かす
  • watchful用心深い
  • lest~しないように
  • private ends私的なたくらみ
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Google Cloud TTS(Chirp 3 HD・イギリス英語・Kore)

A THIEF came in the night to break into a house. He brought with him several slices of meat in order to pacify the Housedog, so that he would not alarm his master by barking. As the Thief threw him the pieces of meat, the Dog said, “If you think to stop my mouth, you will be greatly mistaken. This sudden kindness at your hands will only make me more watchful, lest under these unexpected favours to myself, you have some private ends to accomplish for your own benefit, and for my master’s injury.”

泥棒が、夜中にある家へ押し入ろうとやって来た。泥棒は、番犬がほえて主人を起こさないように、なだめるための肉を何切れか持ってきていた。泥棒が肉を投げてやると、イヌは言った。「それでおれの口をふさげると思っているなら、大まちがいだ。おまえが急にこんな親切をするから、かえっておれはいっそう用心するぞ。思いがけないごちそうの陰で、おまえは自分の得になり、主人の損になるような、ひそかなたくらみをもっているにちがいないからな。」

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泥棒が、夜中にある家へ押し入ろうとやって来た。泥棒は、番犬がほえて主人を起こさないように、なだめるための肉を何切れか持ってきていた。泥棒が肉を投げてやると、イヌは言った。「それでおれの口をふさげると思っているなら、大まちがいだ。おまえが急にこんな親切をするから、かえっておれはいっそう用心するぞ。思いがけないごちそうの陰で、おまえは自分の得になり、主人の損になるような、ひそかなたくらみをもっているにちがいないからな。」

日本語訳:多読ベスト

教訓

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急な親切には下心があるかもしれないので用心せよ。

底本:Project Gutenberg eBook #21 Three Hundred Æsop’s Fables(George Fyler Townsend 訳, 1867)。パブリックドメイン。