The Spendthrift and the Swallow

放蕩息子とツバメ

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  • タウンゼンド英訳(1867年)
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浪費家の若者が親の遺産を使い果たし、残ったのは上等なマント一枚だけになった。ある日、季節より早く現れたツバメが池の上を楽しげに飛ぶのを見て夏が来たと思い、マントを売ってしまった。数日後、再び寒さが戻り、地面で死んでいるツバメを見つけた若者は「お前は春より早く現れて自分の命を落としただけでなく、私まで破滅させた」と嘆いた。

💡 やさしい英語版もあります:L2 The Young Man and the Swallow
キーワード(7語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • spendthrift浪費家
  • run through使い果たした
  • patrimony(親からの)遺産
  • skimmingすれすれに飛んで
  • twitteringさえずって
  • set in(季節が)始まった
  • wroughtもたらした(workの古い過去形)
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Google Cloud TTS(Chirp 3 HD・イギリス英語・Charon)

A YOUNG MAN, a great spendthrift, had run through all his patrimony and had but one good cloak left. One day he happened to see a Swallow, which had appeared before its season, skimming along a pool and twittering gaily. He supposed that summer had come, and went and sold his cloak. Not many days later, winter set in again with renewed frost and cold. When he found the unfortunate Swallow lifeless on the ground, he said, “Unhappy bird! what have you done? By thus appearing before the springtime you have not only killed yourself, but you have wrought my destruction also.”

ひどい浪費家の若者が、親から受け継いだ財産をすっかり使い果たしてしまい、手もとにはりっぱなマントが一枚残っているだけだった。ある日、若者は季節より早く姿を見せたツバメが、池の上をすれすれに飛びながら、楽しそうにさえずっているのをたまたま見かけた。若者は夏が来たのだと思い、出かけていってマントを売ってしまった。ところが何日もたたないうちに、また冬がぶり返し、霜が降りて寒くなった。かわいそうなツバメが地面で死んでいるのを見つけて、若者は言った。「不幸な鳥よ! なんてことをしてくれたんだ? 春になる前に姿を見せたせいで、おまえは自分の命を落としただけでなく、ぼくまで破滅させてしまったじゃないか。」

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ひどい浪費家の若者が、親から受け継いだ財産をすっかり使い果たしてしまい、手もとにはりっぱなマントが一枚残っているだけだった。ある日、若者は季節より早く姿を見せたツバメが、池の上をすれすれに飛びながら、楽しそうにさえずっているのをたまたま見かけた。若者は夏が来たのだと思い、出かけていってマントを売ってしまった。ところが何日もたたないうちに、また冬がぶり返し、霜が降りて寒くなった。かわいそうなツバメが地面で死んでいるのを見つけて、若者は言った。「不幸な鳥よ! なんてことをしてくれたんだ? 春になる前に姿を見せたせいで、おまえは自分の命を落としただけでなく、ぼくまで破滅させてしまったじゃないか。」

日本語訳:多読ベスト

教訓

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一羽のツバメで夏にはならない。早合点は禁物。

底本:Project Gutenberg eBook #21 Three Hundred Æsop’s Fables(George Fyler Townsend 訳, 1867)。パブリックドメイン。