The Owl and the Birds

フクロウと鳥たち

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  • タウンゼンド英訳(1867年)
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賢いフクロウは鳥たちに、どんぐりが芽を出したら抜いてしまいなさい、そこから生えるヤドリギからとりもちが作られて捕まるから、と忠告した。また人間がまいた亜麻の種を抜くこと、弓を持った人間が羽のついた矢を作るだろうことも予言したが、鳥たちは信じず、フクロウを気が狂っていると言った。後でその言葉が本当だったとわかると、鳥たちはフクロウを最も賢い鳥と思うようになったが、フクロウはもう忠告せず、ひとりで鳥たちの愚かさを嘆いている。

💡 やさしい英語版もあります:L3 The Owl and the Birds
キーワード(8語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • counseled忠告した
  • acornどんぐり
  • mistletoeヤドリギ
  • irremediable取り返しのつかない
  • flax亜麻
  • boded(悪いことの)前兆となった
  • credence信用
  • solitude孤独
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Google Cloud TTS(Chirp 3 HD・イギリス英語・Aoede)

AN OWL, in her wisdom, counseled the Birds that when the acorn first began to sprout, to pull it all up out of the ground and not allow it to grow. She said acorns would produce mistletoe, from which an irremediable poison, the bird-lime, would be extracted and by which they would be captured. The Owl next advised them to pluck up the seed of the flax, which men had sown, as it was a plant which boded no good to them. And, lastly, the Owl, seeing an archer approach, predicted that this man, being on foot, would contrive darts armed with feathers which would fly faster than the wings of the Birds themselves. The Birds gave no credence to these warning words, but considered the Owl to be beside herself and said that she was mad. But afterwards, finding her words were true, they wondered at her knowledge and deemed her to be the wisest of birds. Hence it is that when she appears they look to her as knowing all things, while she no longer gives them advice, but in solitude laments their past folly.

フクロウは知恵をはたらかせて、鳥たちにこう忠告した。ドングリが芽を出し始めたら、すぐにすべて地面から引き抜いて、育たないようにしなさい、と。フクロウによれば、ドングリの木にはヤドリギが生え、そのヤドリギからは、どうにも手のつけようのない毒、つまり鳥もちがとれて、それで鳥たちが捕まえられてしまうというのである。フクロウは次に、人間がまいたアマの種を引き抜くように忠告した。それは鳥たちにとって、ろくなことにならない植物だからだ。そして最後に、フクロウは弓を持った男が近づいてくるのを見て、この男は歩いているけれども、羽をつけた矢をこしらえて、それは鳥たちのつばさよりも速く飛ぶだろうと予言した。鳥たちはこの警告の言葉をまったく信じず、フクロウは正気を失っている、頭がおかしいのだと言った。ところが、あとになってフクロウの言葉が本当だったとわかると、鳥たちはその知識に感心し、フクロウこそ鳥の中でいちばんかしこいと考えるようになった。だからこそ、フクロウが姿を見せると、鳥たちはなんでも知っている者として彼女を仰ぎ見るのだが、フクロウはもう忠告を与えることはなく、ひとりきりで鳥たちの過去の愚かさを嘆いているのである。

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フクロウは知恵をはたらかせて、鳥たちにこう忠告した。ドングリが芽を出し始めたら、すぐにすべて地面から引き抜いて、育たないようにしなさい、と。フクロウによれば、ドングリの木にはヤドリギが生え、そのヤドリギからは、どうにも手のつけようのない毒、つまり鳥もちがとれて、それで鳥たちが捕まえられてしまうというのである。フクロウは次に、人間がまいたアマの種を引き抜くように忠告した。それは鳥たちにとって、ろくなことにならない植物だからだ。そして最後に、フクロウは弓を持った男が近づいてくるのを見て、この男は歩いているけれども、羽をつけた矢をこしらえて、それは鳥たちのつばさよりも速く飛ぶだろうと予言した。鳥たちはこの警告の言葉をまったく信じず、フクロウは正気を失っている、頭がおかしいのだと言った。ところが、あとになってフクロウの言葉が本当だったとわかると、鳥たちはその知識に感心し、フクロウこそ鳥の中でいちばんかしこいと考えるようになった。だからこそ、フクロウが姿を見せると、鳥たちはなんでも知っている者として彼女を仰ぎ見るのだが、フクロウはもう忠告を与えることはなく、ひとりきりで鳥たちの過去の愚かさを嘆いているのである。

日本語訳:多読ベスト

教訓

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賢者の忠告は、手遅れになる前に聞くべきだ。

底本:Project Gutenberg eBook #21 Three Hundred Æsop’s Fables(George Fyler Townsend 訳, 1867)。パブリックドメイン。