The Kid and the Wolf

子ヤギとオオカミ

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  • タウンゼンド英訳(1867年)
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ひとりで牧場から帰る子ヤギがオオカミに追われ、逃げられないと悟ると「どうせ食べられるのなら、死ぬ前に一曲吹いてください。それに合わせて踊りたいのです」と頼んだ。オオカミが笛を吹き、子ヤギが踊っていると、その音を聞きつけた猟犬が駆けつけてオオカミを追いかけた。オオカミは「肉屋の私が、笛吹きのまねなどするべきではなかった」と言った。

💡 やさしい英語版もあります:L2 The Young Goat and the Wolf
キーワード(6語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • Kid子ヤギ
  • pasture牧草地
  • prey獲物
  • complied応じた
  • piping笛を吹いている
  • butcher肉屋、殺し屋
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Google Cloud TTS(Chirp 3 HD・イギリス英語・Aoede)

A KID, returning without protection from the pasture, was pursued by a Wolf. Seeing he could not escape, he turned round, and said: “I know, friend Wolf, that I must be your prey, but before I die I would ask of you one favour you will play me a tune to which I may dance.” The Wolf complied, and while he was piping and the Kid was dancing, some hounds hearing the sound ran up and began chasing the Wolf. Turning to the Kid, he said, “It is just what I deserve; for I, who am only a butcher, should not have turned piper to please you.”

子ヤギが、だれにも守られずに牧場から帰る途中、オオカミに追いかけられた。逃げきれないと悟った子ヤギは、振り返って言った。「オオカミさん、ぼくはあなたに食べられるしかないとわかっています。でも死ぬ前に、ひとつだけお願いがあります。ぼくが踊れるように、笛で一曲吹いてください。」オオカミはその願いを聞き入れた。オオカミが笛を吹き、子ヤギが踊っていると、その音を聞きつけた猟犬たちが駆けつけてきて、オオカミを追い回し始めた。オオカミは子ヤギのほうを振り向いて言った。「こうなって当然だ。おれはただの肉屋なのに、おまえを喜ばせるために笛吹きのまねなどするべきではなかった。」

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子ヤギが、だれにも守られずに牧場から帰る途中、オオカミに追いかけられた。逃げきれないと悟った子ヤギは、振り返って言った。「オオカミさん、ぼくはあなたに食べられるしかないとわかっています。でも死ぬ前に、ひとつだけお願いがあります。ぼくが踊れるように、笛で一曲吹いてください。」オオカミはその願いを聞き入れた。オオカミが笛を吹き、子ヤギが踊っていると、その音を聞きつけた猟犬たちが駆けつけてきて、オオカミを追い回し始めた。オオカミは子ヤギのほうを振り向いて言った。「こうなって当然だ。おれはただの肉屋なのに、おまえを喜ばせるために笛吹きのまねなどするべきではなかった。」

日本語訳:多読ベスト

教訓

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自分の本分を忘れて他人の役を演じると、失敗する。

底本:Project Gutenberg eBook #21 Three Hundred Æsop’s Fables(George Fyler Townsend 訳, 1867)。パブリックドメイン。