The Jackdaw and the Doves

コクマルガラスとハト

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  • タウンゼンド英訳(1867年)
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コクマルガラスは、えさがたっぷりあるハト小屋を見て、体を白く塗ってハトの仲間に入りこんだ。黙っているうちはハトだと思われていたが、ある日うっかりおしゃべりをして正体がばれ、くちばしでつつかれて追い出された。仲間のコクマルガラスのもとへ戻ったが、色が違うので仲間と認められず、そこでも追い出された。

💡 やさしい英語版もあります:L1 The Crow and the Doves
キーワード(7語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • Jackdawコクマルガラス
  • cote(ハトなどの)小屋
  • abundantly豊富に
  • maintenance生活の糧、食べ物
  • chatterぺちゃくちゃしゃべる
  • peckingつついて
  • expelled追い出した
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Google Cloud TTS(Chirp 3 HD・イギリス英語・Puck)

A JACKDAW, seeing some Doves in a cote abundantly provided with food, painted himself white and joined them in order to share their plentiful maintenance. The Doves, as long as he was silent, supposed him to be one of themselves and admitted him to their cote. But when one day he forgot himself and began to chatter, they discovered his true character and drove him forth, pecking him with their beaks. Failing to obtain food among the Doves, he returned to the Jackdaws. They too, not recognizing him on account of his color, expelled him from living with them. So desiring two ends, he obtained neither.

コクマルガラスが、ハトたちが小屋でたっぷりえさをもらっているのを見て、そのぜいたくな暮らしにあずかろうと、自分の体を白く塗ってハトの仲間に加わった。ハトたちは、コクマルガラスが黙っているあいだは仲間の一羽だと思い、小屋に入れてやった。ところがある日、コクマルガラスはうっかり我を忘れてぺちゃくちゃしゃべり出してしまい、ハトたちに正体を見破られて、くちばしでつつかれながら追い出された。ハトのところでえさにありつけなくなったコクマルガラスは、仲間のコクマルガラスのもとへ戻った。ところが仲間たちもまた、その色のせいで彼だとわからず、いっしょに暮らすことを許さずに追い払った。こうして、二つのものを欲しがったせいで、どちらも手に入れることができなかったのである。

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コクマルガラスが、ハトたちが小屋でたっぷりえさをもらっているのを見て、そのぜいたくな暮らしにあずかろうと、自分の体を白く塗ってハトの仲間に加わった。ハトたちは、コクマルガラスが黙っているあいだは仲間の一羽だと思い、小屋に入れてやった。ところがある日、コクマルガラスはうっかり我を忘れてぺちゃくちゃしゃべり出してしまい、ハトたちに正体を見破られて、くちばしでつつかれながら追い出された。ハトのところでえさにありつけなくなったコクマルガラスは、仲間のコクマルガラスのもとへ戻った。ところが仲間たちもまた、その色のせいで彼だとわからず、いっしょに暮らすことを許さずに追い払った。こうして、二つのものを欲しがったせいで、どちらも手に入れることができなかったのである。

日本語訳:多読ベスト

教訓

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二兎を追う者は一兎をも得ず。

底本:Project Gutenberg eBook #21 Three Hundred Æsop’s Fables(George Fyler Townsend 訳, 1867)。パブリックドメイン。