The Hart and the Vine

シカとブドウの木

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  • タウンゼンド英訳(1867年)
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狩人に追われた雄ジカが、ブドウの大きな葉の陰に隠れた。狩人たちは急いでいて通り過ぎたので、シカは危険が去ったと思い、ブドウのつるをかじり始めた。葉のざわめきに気づいた狩人の一人が振り返り、矢を放ってシカを射止めた。シカは「命を救ってくれたブドウを傷つけたのだから当然の報いだ」とうめいた。

💡 やさしい英語版もあります:L2 The Deer and the Grapevine
キーワード(7語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • Hart雄ジカ
  • hard pressed追いつめられて
  • overshot行き過ぎた
  • concealment隠れ場所
  • tendrils(つる植物の)巻きひげ
  • rustlingさらさらいう音
  • maltreatedひどい扱いをした
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Google Cloud TTS(Chirp 3 HD・イギリス英語・Kore)

A HART, hard pressed in the chase, hid himself beneath the large leaves of a Vine. The huntsmen, in their haste, overshot the place of his concealment. Supposing all danger to have passed, the Hart began to nibble the tendrils of the Vine. One of the huntsmen, attracted by the rustling of the leaves, looked back, and seeing the Hart, shot an arrow from his bow and struck it. The Hart, at the point of death, groaned: “I am rightly served, for I should not have maltreated the Vine that saved me.”

狩りで追いつめられた雄ジカが、ブドウのつるの大きな葉の下に身をかくした。猟師たちは急いでいたので、雄ジカがかくれている場所を通りすぎてしまった。危険はすっかり去ったと思った雄ジカは、ブドウのつるの巻きひげをかじりはじめた。猟師のひとりが葉のがさがさいう音に気づいてふり返り、雄ジカを見つけると、弓で矢を放って射止めた。雄ジカは死にぎわにうめいた。「こうなるのも当然だ。自分を救ってくれたブドウのつるを、痛めつけるべきではなかったのだ」

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狩りで追いつめられた雄ジカが、ブドウのつるの大きな葉の下に身をかくした。猟師たちは急いでいたので、雄ジカがかくれている場所を通りすぎてしまった。危険はすっかり去ったと思った雄ジカは、ブドウのつるの巻きひげをかじりはじめた。猟師のひとりが葉のがさがさいう音に気づいてふり返り、雄ジカを見つけると、弓で矢を放って射止めた。雄ジカは死にぎわにうめいた。「こうなるのも当然だ。自分を救ってくれたブドウのつるを、痛めつけるべきではなかったのだ」

日本語訳:多読ベスト

教訓

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恩人を傷つける者は、その報いを受ける。

底本:Project Gutenberg eBook #21 Three Hundred Æsop’s Fables(George Fyler Townsend 訳, 1867)。パブリックドメイン。