The Fox and the Crow

キツネとカラス

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  • タウンゼンド英訳(1867年)
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肉を盗んだカラスが木の上でそれをくわえていると、肉が欲しいキツネが「なんと美しいカラスだろう。声も美しければ鳥の女王と呼ばれるのに」とおだてました。声をけなされたと思ったカラスが大声で鳴くと、肉は落ち、キツネはそれを拾って「声は立派だが、知恵が足りないね」と言いました。

💡 やさしい英語版もあります:L0 The Fox and the Crow
キーワード(7語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • perched(鳥が)止まった
  • wilyずる賢い
  • stratagem策略
  • deservedly当然のこととして
  • deceitfullyだまそうとして
  • refute反論する
  • wit is wanting知恵が足りない
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Google Cloud TTS(Chirp 3 HD・イギリス英語・Puck)

A CROW having stolen a bit of meat, perched in a tree and held it in her beak. A Fox, seeing this, longed to possess the meat himself, and by a wily stratagem succeeded. “How handsome is the Crow,” he exclaimed, “in the beauty of her shape and in the fairness of her complexion! Oh, if her voice were only equal to her beauty, she would deservedly be considered the Queen of Birds!” This he said deceitfully; but the Crow, anxious to refute the reflection cast upon her voice, set up a loud caw and dropped the flesh. The Fox quickly picked it up, and thus addressed the Crow: “My good Crow, your voice is right enough, but your wit is wanting.”

肉を一切れ盗んだカラスが、木の枝にとまって、それをくちばしにくわえていた。それを見たキツネは、その肉を自分のものにしたくてたまらなくなり、ずるがしこい計略を使ってまんまと成功した。「カラスさんはなんてきれいなんだろう」とキツネは大声で言った。「姿は美しいし、羽の色つやもすばらしい!ああ、声も姿と同じくらい美しかったら、鳥の女王と呼ばれるのにふさわしいのになあ!」キツネはうそをついてこう言ったのだが、カラスは自分の声にけちをつけられたのを打ち消そうとやっきになって、大きな声でカアと鳴き、肉を落としてしまった。キツネはすばやくそれを拾い上げて、カラスにこう言った。「カラスさん、あなたの声はまったく申し分ないが、知恵が足りないね」

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肉を一切れ盗んだカラスが、木の枝にとまって、それをくちばしにくわえていた。それを見たキツネは、その肉を自分のものにしたくてたまらなくなり、ずるがしこい計略を使ってまんまと成功した。「カラスさんはなんてきれいなんだろう」とキツネは大声で言った。「姿は美しいし、羽の色つやもすばらしい!ああ、声も姿と同じくらい美しかったら、鳥の女王と呼ばれるのにふさわしいのになあ!」キツネはうそをついてこう言ったのだが、カラスは自分の声にけちをつけられたのを打ち消そうとやっきになって、大きな声でカアと鳴き、肉を落としてしまった。キツネはすばやくそれを拾い上げて、カラスにこう言った。「カラスさん、あなたの声はまったく申し分ないが、知恵が足りないね」

日本語訳:多読ベスト

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底本:Project Gutenberg eBook #21 Three Hundred Æsop’s Fables(George Fyler Townsend 訳, 1867)。パブリックドメイン。