The Dancing Monkeys

踊るサル

  • 📖 123 words
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  • タウンゼンド英訳(1867年)
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ある王子がサルたちに踊りを教えると、サルはまねがうまく、豪華な衣装と仮面をつけて宮廷人と同じくらい上手に踊り、何度も拍手喝采を浴びました。ところが、いたずら好きの宮廷人が舞台に木の実を投げると、サルたちは踊りを忘れて本来のサルに戻ります。仮面を外し衣装を引き裂いて木の実を奪い合い、見世物は観客の笑いの中で終わりました。

💡 やさしい英語版もあります:L3 The Dancing Monkeys
キーワード(7語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • mimicsまねをする者
  • apt pupils覚えのよい生徒
  • arrayed in〜で着飾って
  • courtiers宮廷人
  • spectacle見世物
  • bent on mischiefいたずらする気になって
  • amidst〜の中で
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Google Cloud TTS(Chirp 3 HD・イギリス英語・Kore)

A PRINCE had some Monkeys trained to dance. Being naturally great mimics of men’s actions, they showed themselves most apt pupils, and when arrayed in their rich clothes and masks, they danced as well as any of the courtiers. The spectacle was often repeated with great applause, till on one occasion a courtier, bent on mischief, took from his pocket a handful of nuts and threw them upon the stage. The Monkeys at the sight of the nuts forgot their dancing and became (as indeed they were) Monkeys instead of actors. Pulling off their masks and tearing their robes, they fought with one another for the nuts. The dancing spectacle thus came to an end amidst the laughter and ridicule of the audience.

ある王子が、サルたちに踊りを仕込んだ。サルはもともと人間のしぐさをまねるのがとても上手なので、たいへん物覚えのよい生徒ぶりを見せ、豪華な衣装を着て仮面をつけると、どの廷臣にも負けないくらい上手に踊った。この見世物は何度もくり返され、大喝采をあびていたが、あるとき、いたずら好きの廷臣がポケットからひとつかみの木の実を取り出して、舞台の上に投げた。サルたちは木の実を見ると踊りのことなど忘れてしまい、役者ではなく(実際そのとおりなのだが)サルにもどってしまった。サルたちは仮面をむしり取り、衣装を引き裂いて、木の実を取り合ってけんかを始めた。こうして踊りの見世物は、観客の笑いとあざけりのなかで終わりをむかえた。

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ある王子が、サルたちに踊りを仕込んだ。サルはもともと人間のしぐさをまねるのがとても上手なので、たいへん物覚えのよい生徒ぶりを見せ、豪華な衣装を着て仮面をつけると、どの廷臣にも負けないくらい上手に踊った。この見世物は何度もくり返され、大喝采をあびていたが、あるとき、いたずら好きの廷臣がポケットからひとつかみの木の実を取り出して、舞台の上に投げた。サルたちは木の実を見ると踊りのことなど忘れてしまい、役者ではなく(実際そのとおりなのだが)サルにもどってしまった。サルたちは仮面をむしり取り、衣装を引き裂いて、木の実を取り合ってけんかを始めた。こうして踊りの見世物は、観客の笑いとあざけりのなかで終わりをむかえた。

日本語訳:多読ベスト

教訓

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どれほど上手にまねても、生まれ持った本性は隠せない。

底本:Project Gutenberg eBook #21 Three Hundred Æsop’s Fables(George Fyler Townsend 訳, 1867)。パブリックドメイン。