「流星群」や「流れ星」は英語で何と言うのでしょうか。10月21日の夜から22日の明け方にかけて、ハレー彗星のちりが元になったオリオン座流星群がピークを迎えると報じられました。このニュースを入口に、meteor shower と shooting star の違い、meteor の語源、英語の天文ニュースの読み方を音声つきで解説します。
毎日英語 第8号|2026年10月21日(水)
meteor showermeteor shower(ミーティア・シャワー)=流星群
shooting star=流れ星
30秒でわかる今日のニュース
- オリオン座流星群が10月21日の夜から22日の明け方に見頃を迎え、極大は22日午前3時頃と予想されていると報じられた
- 見える数は、多い時間で1時間に5〜10個ほどとされる。月が沈む未明がねらい目。元になっているのはハレー彗星が残したちり
- 英語では the Orionid meteor shower。流星群=meteor shower、流れ星=shooting star
今日の一文
The Orionid meteor shower, caused by dust left behind by Halley’s Comet, peaks tonight, and the best time to look is before dawn.
ハレー彗星が残したちりが元になったオリオン座流星群が今夜ピークを迎える。いちばん見やすいのは夜明け前だ。
※Forbes・Space.com・日本気象協会(tenki.jp)・ウェザーニュースなどの報道をもとに原田英語が作成した文です。
PART 1
meteor shower と shooting star の違い
meteor showerミーティア・シャワー
🌠流星群。毎年決まった時期に、空の同じ一点から流れ星がたくさん飛び出して見える現象のこと。shower は「にわか雨」。
shooting starシューティング・スター
✨流れ星1つ1つのこと。会話で使うやさしい言い方。falling star とも言います。星(star)が落ちているわけではありません。
ニュースや科学の記事では、流れ星1つを meteor(流星)と言うのがふつうです。You can see up to 10 meteors an hour.(1時間に最大10個の流星が見える)のように数えます。会話なら I saw a shooting star!(流れ星を見た!)が自然です。
「宇宙から来るもの」の英語
宇宙のちり(meteoroid)が大気に飛びこんで光ると meteor、燃え残って地上に落ちると meteorite
| 英語 |
意味 |
| meteoroid |
流星物質。宇宙空間をただよう、ちりや小さな岩 |
| meteor |
流星。meteoroid が大気に飛びこんで光ったもの |
| meteorite |
隕石。燃えつきずに地上まで落ちてきたもの |
| fireball |
火球。とくに明るく光る流星 |
| comet |
彗星。ハレー彗星は Halley’s Comet |
| asteroid |
小惑星 |
💡 -oid・-or・-ite で見分ける
meteoroid=流星のもとになるちりや岩(-oid は本来「〜のようなもの」)
meteor=空で光る「流星」
meteorite=地上の「隕石」(-ite は岩石・鉱物の名前につく)
宇宙 → 空 → 地面、の順番で覚えましょう。
PART 2
語源:meteor は「空高くにあるもの」
meta〜を越えて(ギリシャ語)
+
aeirein持ち上げる
→
meteor空高くにあるもの
meteor は、ギリシャ語の meteōron(空高くにあるもの)から来たとされます。昔は、流れ星だけでなく、雨・雪・虹・いなずまなど空で起きることすべてが meteor と呼ばれていました。
その名残が meteorology(気象学)です。気象学者や、テレビで天気を伝える専門家は meteorologist と言います(weather forecaster とも)。流れ星と天気の言葉が同じ仲間というのは、おもしろいですね。
流星群の名前にも決まりがあります。Orion(オリオン座)に -id(ギリシャ語由来で「〜の子・〜から生まれたもの」)をつけて Orionid。流星群としては複数形で the Orionids と呼びます。夏のペルセウス座流星群は Perseids、冬のふたご座流星群は Geminids です。
PART 3
天文ニュース英語の読みどころ3つ
peak
ピークを迎える
The shower peaks tonight.=流星群は今夜ピークを迎える。peak は名詞(頂上)だけでなく、動詞でもよく使います。天文では名詞の peak を「極大」、動詞を「極大を迎える」と訳します。
radiant
放射点
流れ星が飛び出してくるように見える空の一点。オリオン座流星群の放射点はオリオン座にあり、これが名前の由来です。形容詞 radiant は「光りかがやく」。
before dawn
夜明け前に
今年は月明かりがあるので、月が沈んだ後の夜明け前がねらい目と報じられました。the predawn hours(夜明け前の時間帯)という言い方もよく出てきます。
英語の記事では、オリオン座流星群の流星はとても速く、大気に飛びこむ速さは秒速約66キロ(秒速約41マイル)と紹介されています。ハレー彗星は1986年に地球に近づき、次に戻ってくるのは2061年とされています。
PART 4
そのまま使える例文6つ(音声つき)
「流れ星に願いごとをする」は make a wish on a shooting star
-
The meteor shower peaks tonight.
流星群は今夜ピークを迎える。
-
I saw a shooting star last night!
ゆうべ流れ星を見たよ!
-
Make a wish on a shooting star.
流れ星に願いごとをしよう。
-
A meteorite was found in the field.
畑で隕石が見つかった。
-
The moon will set before dawn, so the sky will be darker.
夜明け前に月が沈むので、空はもっと暗くなる。
-
A bright fireball streaked across the sky.
明るい火球が空を横切った。
PART 5
1分クイズで定着チェック
Q1「流星群」を英語で言うと?
💡 shower(にわか雨)のように流れ星が降るから meteor shower。
Q2会話で「流れ星を見た!」と言うときに自然なのは?
💡 流れ星は shooting star。meteorite は地上に落ちた「隕石」です。
Q3地上に落ちてきた「隕石」は英語で?
💡 宇宙=meteoroid、空=meteor、地面=meteorite。
Q4meteor と同じ語源をもつ語は?
💡 昔は空で起きること全部が meteor。だから気象学は meteorology。
Q5The shower peaks tonight. の peaks の意味は?
💡 peak は動詞で「ピーク(最高点)に達する」。のぞき見は peek です。
選択肢を押すと答えが出ます
PART 6
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PART 7
よくある質問
Q. 「流星群」は英語で何と言いますか?
meteor shower(ミーティア・シャワー)です。shower は「にわか雨」で、流れ星が雨のように降ってくるイメージです。オリオン座流星群は the Orionid meteor shower、または the Orionids と言います。
Q. meteor shower と shooting star の違いは何ですか?
shooting star は「流れ星」1つ1つを指す日常語で、meteor shower は流れ星がたくさん見られる「流星群」という現象を指します。ニュースや科学の文章では、流れ星1つを meteor と言うことが多いです。
Q. meteor と meteorite の違いは何ですか?
meteor は空で光って見える「流星」、meteorite は燃えつきずに地上に落ちた「隕石」です。宇宙空間にあるちりや小さな岩は meteoroid(流星物質)と言います。
Q. オリオン座流星群はいつ見られますか?
2026年は10月21日の夜から22日の明け方が見頃で、極大は22日午前3時頃と予想されていると報じられました。多い時間で1時間に5〜10個ほどとされ、月が沈んだ未明が観察のねらい目と説明されています。
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