ズボンずぼん|腰から下にはく、脚が二またに分かれた衣服
「ズボン」は足が「ずぼん」と入るから、という説も
ズボンの語源ははっきりしません。『日本国語大辞典』はフランス語 jupon としますが、jupon はペチコートのことで、なぜ今の意味になったかははっきりしないと注記しています。『デジタル大辞泉』も「jupon からというが未詳」です。もう一つが、はくと足が「ずぼん」と入るからという擬音語説で、『世界大百科事典』や『日本大百科全書』が紹介しています。後者によると、1912年の『言泉』には、幕末に幕臣の大久保誠知がはいて「ずぼん」と言い始めたという話が載っています。言葉自体は幕末からあり、『日本国語大辞典』は1867年の『西洋衣食住』(福沢諭吉)に出てくる「ズボン吊(つり)」を挙げています。
英語学習のワンポイント
ズボンは英語で trousers(イギリス)や pants(アメリカ)。イギリスで pants と言うと下着の意味になるので注意しましょう。
雨でズボンのすそがぬれてしまった。
The hems of my trousers got wet in the rain.
出典
- 精選版 日本国語大辞典・デジタル大辞泉・改訂新版 世界大百科事典・日本大百科全書「ズボン」(コトバンク)
- Cambridge Dictionary「pants」
- 精選版 日本国語大辞典「ズボン吊」(コトバンク)
確かさ「諸説あり」は、出典の辞書・資料の書き方にもとづく判定です。