本館「マジカ!?サイエンス」科学の雑学とニュースを論文でウラ取り読みに行く →
日本語定説辞書が一致して認める

億劫おっくう|面倒で気が進まないこと

「おっくう」は「とてつもなく長い時間」

面倒で気が進まないことを言う「おっくう(億劫)」は、仏教の言葉から来ている。「劫」は仏教でいう非常に長い時間のことで、「億劫(おっこう)」はその一億倍、永遠と言えるほど長い時間を指した。デジタル大辞泉は、それをするには長い時間がかかるところから「面倒で気が進まない」という意味が生まれたと説明している。日本国語大辞典では、1754年の談義本に「殊の外おっこうにて」と「たやすくはできない」意味で使った例があり、1773年の咄本には「そんなおっくうな事じゃない」と、今と同じ「おっくう」の形が見える。読みの「おっくう」は「おっこう」や「おくこう」が変化した形とされる。

英語学習のワンポイント

「〜するのがおっくうだ」は英語で I can't be bothered to ... や It's a hassle to ... が近い言い方です。

I can't be bothered to cook tonight.

今夜は料理するのがおっくうだ。

出典

  1. コトバンク『デジタル大辞泉』「億劫」
  2. コトバンク『精選版 日本国語大辞典』「億劫」

確かさ「定説」は、出典の辞書・資料の書き方にもとづく判定です。

ほかの語源も

語源ずかんをぜんぶ見る(50語)→