いただきますいただきます|食事を始めるときのあいさつ
「いただきます」は「頭の上にのせます」
食事の前の「いただきます」は、動詞「いただく」に「ます」がついた形。その「いただく」は、もともと「頭の上にのせる」という意味だった。万葉集には、母が玉であったなら頭にいただいて髪に巻きこみたい、という歌がある。そこから「敬って高くささげる」の意味が生まれ、日本国語大辞典は、身分の高い人から物をもらうとき高くささげて受けたことから「もらう」の謙譲語になったと説明する。さらに「食う・飲む」の謙譲語にもなり、室町末〜近世初めの狂言には、「さらば呑う」と飲み物を回されて「わらはがいただきませう」と答える例がある。「雪をいただく山」という言い方に、元の意味が今も残っている。
英語学習のワンポイント
英語には「いただきます」にぴったり当たる決まり文句がなく、Let's eat. などで代わりにします。「雪をいただいた山」は a snow-capped mountain です。
Before eating, many Japanese people put their hands together and say "itadakimasu."
多くの日本人は、食べる前に手を合わせて「いただきます」と言う。
出典
確かさ「定説」は、出典の辞書・資料の書き方にもとづく判定です。