WHY NOW
いま話題になっている理由
2009年の米フォートフッド陸軍基地での銃乱射事件で死刑判決を受けた元陸軍軍医の銃殺刑について、トランプ大統領は10月15日(現地時間)、執行のようすをインターネットで生配信しないと明らかにした。英字ニュースの見出しには livestream(生配信する)が多くの媒体で並んだ。ふだんはゲームや音楽の話で見るこの語の、動詞と名詞の使い分けと書き方の違いをおさえよう。
live+stream
stream は「(動画や音声を)ネットで流す」。live(その場で・生で)がつくと、録画ではなく、起きていることをそのまま流す「生配信(する)」になる。今回の見出しでは、will not be livestreamed(生配信されない)のように受け身の動詞として使われたものが多く、France 24・CNBC・Axios・Al Jazeera がこの形で書いた。
1語か2語か
同じ意味でも、媒体によって livestream(1語)と live stream(2語)に分かれる。今回も、France 24 や Axios は livestream、South China Morning Post と ABC News (Australia) は planned live stream(予定されていた生配信)と2語で書いた。2語の形は名詞で使われることが多い。検索するときは、両方の形に加えて live-stream(ハイフン)も試すとよい。
見出しの「取りやめ」
取りやめを表す言い方も媒体ごとに違う。SCMP は cancels(中止する)、ABC は calls off(取りやめる)、ほかの多くは Trump says ... will not be ...(〜しないと述べる)の形。同じ日の France 24 の見出しには Outcry over US plans to livestream ...(生配信の計画に批判の声)のように、outcry(強い抗議の声)も見られた。