聖ルチア祭(St. Lucia's Day)の風景

St. Lucia's Day / Saint Lucy's Day

聖ルチア祭の由来と歴史、英語で楽しむ聖ルチア祭

暗い冬の朝、ろうそくの冠をかぶった少女が歌いながら現れる。主役は、遠いシチリアの聖女だった。

📅 いつ?毎年12月13日December 13
⏳ 次は2026年12月13日(日)あと61日
🌍 どこで?SEスウェーデンFIフィンランドNOノルウェーDKデンマークITイタリアLCセントルシア
🏷️ 種類🎎 伝統・季節の行事スウェーデンなど北欧でも祝日ではなく、学校も会社もある
12月13日は聖ルチア祭。スウェーデンではまだ暗い朝、白い服に赤い帯、頭にろうそくの冠をのせた「ルシア」が、歌いながらコーヒーと黄色いサフランパンを運んできます。主役のルチアは、北欧の人ではなく、1700年以上前のイタリア・シチリア島の聖女。名前の意味は「光」です。昔の暦では12月13日が1年でいちばん長い夜だったため、闇の中に光を運ぶ聖女として北の国で愛されてきました。

📅When is it?聖ルチア祭はいつ? 2026〜2030年の日付

20262026年12月13日(日)Sun, December 13, 2026US 12/13/2026
GB 13/12/2026
20272027年12月13日(月)Mon, December 13, 2027US 12/13/2027
GB 13/12/2027
20282028年12月13日(水)Wed, December 13, 2028US 12/13/2028
GB 13/12/2028
20292029年12月13日(木)Thu, December 13, 2029US 12/13/2029
GB 13/12/2029
20302030年12月13日(金)Fri, December 13, 2030US 12/13/2030
GB 13/12/2030

US アメリカ式は「月/日/年」、GB イギリス式は「日/月/年」。同じ数字でも日付が変わるので注意! 日付の英語の書き方 →

📌Key Points聖ルチア祭がまるわかり:5つのポイント

1聖ルチア祭の由来:シチリアの聖女が、なぜ北欧の主役に?

ルチア(Lucia)は、地中海に浮かぶイタリアのシチリア島、シラクサの町に生まれたキリスト教徒の女性です。ローマ皇帝ディオクレティアヌスがキリスト教徒をきびしく迫害した時代、西暦304年ごろに殉教(信仰のために命を落とすこと)したと伝えられています。…

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2聖ルチア祭の歴史:1927年、新聞社の「ルシア選び」から全国へ

1530年代の宗教改革で、北欧ではカトリックの聖人の祭りがいったん途絶えます。それでもスウェーデン西部では、17〜18世紀ごろにドイツから伝わったとみられるルシアの習慣が広まり、1920年代になってもヴェルムランド地方などに残っていました。ルシアの前…

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3スウェーデンのルシア祭の過ごし方:歌と光の行列

家庭では昔から、長女がルシア役になります。白い長い服に赤い帯をしめ、コケモモ(リンゴンベリー)の葉で飾ったろうそくの冠をかぶって、まだ眠っている家族を歌で起こし、コーヒーとパンを運びます。

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4日本とのつながり:「サンタ・ルチア」の歌と川端康成

ルシアの行列が歌う定番の曲のメロディーは、実はイタリア・ナポリの歌「サンタ・ルチア」です。日本でも知られるこの歌は、1849年にナポリで出版されました。もとの歌詞は、ナポリの海辺の地区「サンタ・ルチア」で、船頭が「涼しい夜、わたしの舟に乗りませんか」…

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5よくある誤解とホントのところ

誤解1:ルシアは北欧の聖人 ホント:ルチアはイタリア・シチリア島シラクサの人です。北欧に来たことはありません。いちばん暗い季節に「光」という名前がぴったりだったので、北の国で特に大切にされるようになりました。ふるさとのシラクサでも、12月13日には聖…

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聖ルチア祭(St. Lucia's Day)のイラスト

🌍Around the World海外の聖ルチア祭:国別比べ

6か国の祝い方を詳しく見る →

💡Fun Facts聖ルチア祭の豆知識

No.1

ルシアのパン「ルッセカット」の意味は「ルシアのネコ」。S字の両はしのレーズンがネコの目です。

No.2

サフランは重さで比べると世界でいちばん高いスパイス。お店のルッセカットには、色をおぎなう着色料を使うものも多いです。

No.3

スウェーデンがグレゴリオ暦に切りかえたのは1753年。それまで12月13日ごろが1年でいちばん長い夜でした。

No.4

ルシアの歌のメロディーは、ナポリの船頭の歌「サンタ・ルチア」です。

豆知識をあと2個読む →

🔤Learn in English聖ルチア祭を英語で読もう・遊ぼう

CEFR A2

A Crown of Candles in the Dark

It is early on a dark December morning in Sweden. The door opens, and a girl walks in slowly. She wears a long white dress and a red sash. On her head, there is a crown of candles. She sings a soft song and brings coffee and yellow buns. This is Lucia. …

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📘 基本セット8枚読解・4択・単語・クロスワード・単語探し・迷路・なぞり書き・ぬりえ
🎲 授業アクティビティ集5枚ビンゴ・すごろく・ロールプレイ(音声QR)・カードを書こう・国比べ調べ学習
🔑 解答と📝 Word版解答は全訳つき。Word版は全セットの文字を書きかえて、クラスに合わせて使えます。

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❓FAQ聖ルチア祭のよくある質問

聖ルチア祭はいつですか?

毎年12月13日です。スウェーデンでも祝日ではありませんが、朝から学校や職場でルシアの行列が行われます。

聖ルチアはどこの人ですか?

イタリア・シチリア島のシラクサ出身のキリスト教徒の女性です。西暦304年ごろに殉教したと伝えられます。北欧の人ではありません。

なぜ12月13日なのですか?

聖ルチアの記念日だからです。昔のユリウス暦では、この日が1年でいちばん夜の長い日にあたったため、北欧では「光」の祭りとして特に大切にされました。

ルシアはなぜろうそくの冠をかぶるのですか?

ルチアが、かくれているキリスト教徒に食べ物を運ぶとき、両手を使えるように頭にろうそくをのせたという言い伝えがあるからです。

聖ルチア祭に食べるものは?

サフランで黄色くしたS字のパン「ルッセカット」が定番です。ジンジャークッキーのペッパルカーカや、温かいスパイスワインのグロッグもよく出ます。

🕯️
St. Lucia's Day
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