St. Lucia's Day

海外の聖ルチア祭:国別比べ

6の国と地域で、聖ルチア祭はこんなに違う。日本語とやさしい英語で。

🌍Around the World海外の聖ルチア祭:国別比べ

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各国の様子を日本語で。「English」を押すと、同じ内容のやさしい英語が開きます。

SEスウェーデンSweden

ろうそくの冠のルシアが行列を率い、学校・職場・老人ホームを回る。ルッセカットが欠かせない。

English

Lucia wears a crown of candles and leads a line of singers.

ITイタリアItaly

ふるさとシラクサでは聖ルチアの銀の像がねり歩く。ゆでた小麦の「クッチア」を食べる。北東部ではルチアがロバと来て、よい子に贈り物を届ける。

English

In Sicily, people eat boiled wheat. In the north, Lucia brings gifts.

FIフィンランドFinland

1949年から毎年、国のルシアが選ばれている。

English

Finland has chosen a national Lucia every year since 1949.

DKデンマークDenmark

第二次世界大戦中の1944年、スウェーデンから伝わった。

English

Denmark started the custom in 1944, during the war.

LCセントルシアSaint Lucia

聖ルチアの名を国名にもつカリブ海の島国。12月13日は「ナショナル・デー」で、前夜に光の祭りがある。

English

In the island country of Saint Lucia, December 13 is National Day.

USアメリカthe United States

スウェーデン系の多い町や大学で祝う。ミネソタ州のグスタフ・アドルフ大学では1941年から続く。

English

Some towns and colleges with Swedish roots have Lucia festivals.

🗾日本とのつながり:「サンタ・ルチア」の歌と川端康成

ルシアの行列が歌う定番の曲のメロディーは、実はイタリア・ナポリの歌「サンタ・ルチア」です。日本でも知られるこの歌は、1849年にナポリで出版されました。もとの歌詞は、ナポリの海辺の地区「サンタ・ルチア」で、船頭が「涼しい夜、わたしの舟に乗りませんか」と誘う歌。北欧ではこのメロディーに、暗い冬に光を迎える新しい歌詞がつけられました。

もうひとつのつながりはノーベル賞です。授賞式は毎年12月10日にストックホルムで開かれるので、ルシアの日にはまだ受賞者が町にいます。そのため受賞者がルシアの戴冠を受け持つことがあり、1968年にノーベル文学賞を受けた川端康成も、その役を務めたと言われています。

日本で1年でいちばん夜が長いのは冬至(12月22日ごろ)。ゆず湯に入り、かぼちゃを食べて冬を乗り切ります。北欧ではその少し前に、ろうそくの光で闇を追いはらう。寒くて暗い季節に「光」や「力」を求める気持ちは、遠い国どうしでもよく似ています。

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