
Shichi-Go-San
世界の「子どもの成長のお祝い」:年齢も形も、願いはひとつ
7の国と地域で、七五三はこんなに違う。日本語とやさしい英語で。
🌍Around the World世界の「子どもの成長のお祝い」:年齢も形も、願いはひとつ
各国の様子を日本語で。「English」を押すと、同じ内容のやさしい英語が開きます。
1歳の誕生日を祝うトルジャンチ。本・お金・糸などから赤ちゃんが選ぶ「トルジャビ」で将来を占う。糸は長生きのしるし。
English
In Korea, a baby's first birthday is a big party. The baby picks an object to show its future.
1歳の誕生日の「抓周(ジュアジョウ)」。いろいろな物を並べて子どもに選ばせる。宋の時代から記録があり、小説『紅楼夢』にも登場する。
English
In China, babies choose an object on their first birthday too. This is an old custom.
ヒンドゥー教の「アンナプラシャナ」は、赤ちゃんが初めてお米を食べる儀式。初めて髪をそる儀式もあり、日本の髪置と似ている。
English
In India, many families celebrate a baby's first rice. Some also have a first haircut party.
女の子の15歳を祝うキンセアニェーラ。ドレスとティアラで着飾り、家族や友だちとダンスをする。
English
In Mexico, girls have a big party at 15. It is called a quinceanera.
13歳(女の子は12歳とする宗派もある)でバル・ミツワー、バト・ミツワー。宗教上の大人の仲間入りをする。
English
Jewish children become adults in their religion at 12 or 13.
7〜13歳ごろに初聖体。白いドレスやスーツを着て、教会で初めて聖体を受ける。
English
In many Catholic countries, children have First Communion at about 7 to 13.
3歳・5歳・7歳の節目に晴れ着で神社にお参りし、千歳飴(ちとせあめ)で長寿を願う。
English
In Japan, children aged 3, 5, and 7 visit shrines in kimono.
🗾千歳飴の由来:浅草の七兵衛か、大坂の甚左衛門か
七五三に欠かせないのが、紅白の細長い千歳飴(ちとせあめ)です。「千歳」は千年。細く長く、長生きしてほしいという願いがこめられています。袋には、長寿の象徴の鶴と亀、松竹梅などの絵が描かれています。
その始まりには、2つの説があります。
① 浅草の七兵衛説。元禄・宝永のころ(1688〜1711年)、江戸・浅草の飴売り七兵衛が売り歩いた「千年飴(せんねんあめ)」が始まりだというものです。江戸時代の作家・柳亭種彦(りゅうていたねひこ)も、このことを書き残しています。
② 大坂の平野甚左衛門説。1615年(元和元年)に、大坂の平野甚左衛門が江戸に出て売り出したのが始まりだという説です。
どちらが正しいかは決まっていません。ただ、江戸の七五三のお祝いはとても華やかで、神社の境内では千歳飴売りが大いににぎわったと伝えられています。
作り方にも工夫があります。透明な飴を何度も引き伸ばして折り返すと、中に細かい空気が入って白く見えるようになり、あの独特の口あたりが生まれます。今ではミルク味のほか、レモン味や抹茶味など、いろいろな千歳飴があります。



