New Year's Day

海外の元日:国別比べ

10の国と地域で、元日(世界のお正月)はこんなに違う。日本語とやさしい英語で。

🌍Around the World海外の元日:国別比べ

ピンをタップすると、その国の元日(世界のお正月)へ

各国の様子を日本語で。「English」を押すと、同じ内容のやさしい英語が開きます。

USアメリカthe United States

パサデナのローズパレードとローズボウルをテレビで見る家庭が多い。南部では豆の料理ホッピン・ジョンで金運を願う。休みは1日だけで、2日から仕事の人が多い。

English

Many families watch the Rose Parade on TV. In the South, people eat black-eyed peas for good luck.

ATオーストリアAustria

ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートが国の顔。会場は花で飾られ、最後のラデツキー行進曲で客席が手拍子をする。

English

The Vienna Philharmonic plays waltzes on New Year's Day. At the end, everyone claps along to a march.

NLオランダthe Netherlands

元日の昼、スヘフェニンゲンなど国じゅうの海岸や湖で「新年の飛びこみ」。北海の水はとても冷たい。

English

On January 1, thousands of people run into the cold North Sea. It is called the New Year's Dive.

DEドイツGermany

マジパンのブタや、ブタの形のお守りを贈り合う。キャベツの漬物ザワークラウトを食べる家庭もある。

English

People give little marzipan pigs for luck. A pig means good luck in German.

ITイタリアItaly

年越しの食卓にレンズ豆とブタ肉の腸詰めコテキーノ。豆をたくさん食べるほどお金がたまるといわれる。

English

Italians eat lentils because they look like small coins. More lentils may bring more money.

GRギリシャGreece

1月1日は聖バシレイオスの日。硬貨入りのケーキ「ヴァシロピタ」を家族の年の順に切り分ける。

English

Greek families cut a cake with a coin inside. The person who finds the coin will be lucky.

HTハイチHaiti

1月1日は独立記念日でもある。朝からカボチャのスープ・ジュムーを作り、近所や親せきと分け合う。

English

January 1 is also Independence Day in Haiti. Families share soup joumou, a pumpkin soup of freedom.

KR韓国South Korea

東海岸の町などで初日の出を見る人が多い。本格的なお正月は旧暦のソルラルだが、1月1日にもトッククを食べる家庭がある。

English

Many Koreans go to the east coast to see the first sunrise. Some families eat rice cake soup.

RUロシアRussia

新年は1年でいちばん大きなお祝い。マロース爺さんがプレゼントを運び、休みは1月8日ごろまで続く。1月14日には「古い新年」もある。

English

New Year is the biggest holiday in Russia. Grandfather Frost brings presents, and the holidays last about a week.

GBイギリスthe United Kingdom

1月1日は祝日で、サッカーのプレミアリーグの試合がある。スコットランドは1月2日も休み。意外にも、イングランドなどで元日が銀行休日になったのは1974年から。

English

Many people watch soccer on New Year's Day. In England, January 1 became a bank holiday only in 1974.

🗾日本では:明治6年、12月はたった2日で終わった

日本で1月1日がお正月になったのは明治時代です。1872年(明治5年)11月9日、政府は「12月3日を明治6年1月1日とする」と発表しました。発表から実施まで、わずか約23日。明治5年の12月は、2日間で終わってしまいました。翌年のこよみはもう売られていたので、こよみ屋さんは大損をしたといいます。

なぜそんなに急いだのか。大隈重信の回想によると、お金の問題もありました。古い暦のままだと、明治6年には「閏月(うるうづき)」が入って1年が13か月になり、役人の月給を13回払わなければなりません。新しい暦にすれば12回ですみ、しかも明治5年の12月分は「2日しかない」として払わずにすんだのです。

それまでの日本は、月の満ち欠けをもとにした旧暦を使っていて、お正月は今の1月下旬〜2月中旬ごろでした。つまり昔の日本のお正月は、中国の春節や韓国のソルラルと同じ仲間です。今の日本の元日は、初日の出、初詣、おせちやお雑煮など独自の行事でいっぱいです。詳しくは「元日・お正月」のページをどうぞ。

元日(世界のお正月)を英語で読む・遊ぶ →

🔗Relatedあわせて読みたい