
Lunar New Year
海外の旧正月:国別比べ
12の国と地域で、旧正月(春節・ソルラル・テト)はこんなに違う。日本語とやさしい英語で。
🌍Around the World海外の旧正月:国別比べ
各国の様子を日本語で。「English」を押すと、同じ内容のやさしい英語が開きます。
春運の大移動でふるさとへ。大みそかは家族でギョーザと魚、テレビの春晩。15日目の元宵節まで続く。
English
People in China travel home for the holiday. Families eat dumplings and fish on New Year's Eve.
先祖をまつり、パイナップルケーキなど台湾ならではのお菓子を楽しむ。お店は伝統的に6日目から営業を再開する。
English
Families in Taiwan honor their ancestors. Many shops open again on the sixth day.
3日間の休み。子どもは深いおじぎ「セベ」をしてお年玉をもらう。トッククを食べ、すごろく遊びのユンノリ。
English
Korean children bow deeply to their grandparents. Then they get New Year money.
四角いちまきバインチュン、北は桃の花・南はマイの花。新年最初の訪問客がその家の運を決めるとされる。
English
In Vietnam, the first visitor of the year is very important. Families choose this person carefully.
2日間の祝日。みんなで「ローヘイ!」と魚生を高くかき混ぜる。山車と多民族の踊りのチンゲイ・パレードも。
English
In Singapore, friends toss a fish salad high in the air. They shout, "Lo hei!"
2日間の祝日。ペナンのジョージタウンでは元宵節まで祭りが続き、寺院がライトアップされる。元宵節には独身の女性がミカンを海に投げて良縁を願う。
English
In Malaysia, some single women throw oranges into the sea on the fifteenth day. They hope to find love.
「イムレック」と呼ぶ。2002年に国の祝日と定められた。中国系の多い町でパレードや花火がある。
English
In Indonesia, the holiday is called Imlek. It became a national holiday in 2002.
2012年から祝日。マニラの中華街ビノンドがにぎわい、おもち菓子「ティコイ」を贈り合う。
English
In Manila, people give each other sweet rice cakes called tikoy.
買い物の日、神と先祖を拝む日、親せきを訪ねる日の3日間。バンコクのヤワラート通りが歩行者天国になり、赤い服の人であふれる。
English
In Bangkok, Chinatown is full of people in red clothes. Cars cannot enter the main street.
ツァガーン・サル(白い月)。目上の人のひじを支えてあいさつし、肉まんじゅうボーズを大量に作る。春節と日がずれる年もある。
English
In Mongolia, people greet older family members by holding their arms. They make many dumplings.
サンフランシスコでは1958年からパレードが続き、約50万人が見物する。ニューヨーク市の公立学校は休みになる。
English
San Francisco has a big Lunar New Year parade every year. About 500,000 people come to watch.
シドニーでは数週間にわたるお祭りに60万人以上が参加し、「アジアの外で最大」とうたっている。
English
Sydney has a long Lunar New Year festival. Over 600,000 people join the events.
🗾日本の旧正月:長崎のランタン1万5千個と、沖縄の漁師町
日本も明治5年(1872年)まで旧暦を使っていたので、昔のお正月はまさに「旧正月」でした。改暦のあとも、しばらくは旧暦で正月を祝う地域がたくさんありました。今でも沖縄の糸満や名護などの漁師町、奄美の島々では、旧正月を大切にする家が残っています。漁の仕事は潮の満ち引き、つまり月の動きと深く結びついているため、旧暦がなじみやすかったともいわれます。
いちばん華やかなのが長崎です。1986年、新地中華街に中国風の門が建ったのをきっかけに、1987年から春節に「灯籠祭」が開かれるようになりました。1994年に「長崎ランタンフェスティバル」と名前を変え、今では約1万5千個の赤いランタンが町をうめつくします。清朝の皇帝と皇后にふんした行列や、航海の女神・媽祖(まそ)の行列も見どころで、2018年には期間中の人出が106万人に達しました。横浜中華街や神戸の南京町でも、獅子舞や爆竹で春節を祝います。
なお、日本と中国では時差が1時間あるため、新月の時刻によっては旧暦の元日が1日ずれることがあります。旧正月は「同じアジアのお正月」でも、少しずつちがう顔をもっているのです。日本の新暦のお正月については「元日・お正月」のページでくわしく紹介しています。



