Holi

地方・海外のホーリー:比べてみよう

9の国と地域で、ホーリー(色の祭り)はこんなに違う。日本語とやさしい英語で。

🌍Around the World地方・海外のホーリー:比べてみよう

ピンをタップすると、その国のホーリー(色の祭り)へ

各国の様子を日本語で。「English」を押すと、同じ内容のやさしい英語が開きます。

INインド・バルサナ(ウッタル・プラデーシュ州)Barsana, India

ラトマール・ホーリー。となり村ナンドガオンの男たちを、女性たちが棒でたたいて迎える。クリシュナの伝説の再現。

English

Women playfully hit men with sticks. The men come from Krishna's village.

INインド・ヴリンダーヴァンVrindavan, India

1週間以上祝う。バーンケー・ビハーリー寺院では、色粉の代わりに花びらを降らせる。

English

At one famous temple, priests throw flower petals instead of powder.

INインド・西ベンガル州West Bengal, India

神像をブランコにのせる「ドル・ジャトラ」。シャンティニケタンでは1923年から春の歌の祭りバサンタ・ウトサブ。

English

People put statues of gods on swings. They also sing spring songs.

INインド・マニプル州Manipur, India

地元の祭りヤオサンと合わさり5日間。わらの小屋を燃やし、満月の下で輪になって踊る。

English

The festival lasts five days. People dance in circles under the full moon.

INインド・パンジャブ州Punjab, India

翌日にシク教のホーラー・モハッラー。1701年から続く、武術と模擬戦の祭り。

English

Sikhs show their fighting skills the day after Holi.

NPネパールNepal

国の祝日(ファーグ・プルニマ)。丘陵地帯と南部のタライ地方で、祝う日が1日ずれる。

English

Holi is a national holiday. People in the south celebrate one day later.

GYガイアナGuyana

「パグワー」と呼ばれ、国の祝日。19世紀以降にインドから渡った人々の子孫が多く暮らす。

English

Holi is called Phagwah here. It is a public holiday.

PKパキスタンPakistan

カラチやラホールなどでヒンドゥー教徒が祝う。2016年、地方政府が休日にできる決議が採択された。

English

Hindus in Pakistan celebrate Holi in cities like Karachi and Lahore.

USアメリカ(ユタ州)the United States

スパニッシュ・フォークのクリシュナ寺院で、西半球最大級のホーリー。インドから取り寄せた色粉を使い、ホリカの人形を燃やす。

English

A temple in Utah holds one of the biggest Holi parties in the Americas.

🗾日本とホーリー:どんど焼き、節分、そして西葛西

ホーリーは日本人には遠い祭りに見えるかもしれません。でも、よく見ると似たところがたくさんあります。

まず、火。ホーリー前夜のホリカ・ダハンでは、地域の人が木を集めて大きなたき火を燃やします。日本の小正月に行われる「どんど焼き(左義長)」も、正月飾りを集めて燃やし、その年の無病息災を願う火の行事です。どちらも「火で悪いものをはらい、新しい季節を迎える」行事だといえます。

次に、季節の変わり目のおはらい。ホーリーは冬の終わりと春の始まりを祝う祭りです。日本の節分も、立春の前の日に豆をまいて鬼を追い払います。悪を追い出して春を迎えるという点で、2つはよく似ています。

日本のインドとのつながりで知られるのが、東京都江戸川区の西葛西です。2000年前後、コンピューターの「2000年問題」への対応でインドのIT技術者が日本に招かれ、西葛西の周辺に多く住むようになりました。2018年には、日本に住むインドの人約3万5000人のうち、約1割が江戸川区に住んでいたとされます。駅の北側には北インド料理、南側には南インド料理の店が多いともいわれます。

もう1つ、ホーリーには日本の「無礼講」に近い空気があります。この日は、ふだんは遠慮がある相手にも色をつけてよい日。そして色を落としたあとは、すっきり仲直り。「ハメをはずしたあと、元の関係に戻る」という知恵は、国がちがっても通じるのかもしれません。

ホーリー(色の祭り)を英語で読む・遊ぶ →

🔗Relatedあわせて読みたい