英語のBuzzword 2026

Manchesterism

マンチェスタリズム /ˈmæntʃɛstərɪzəm/

マンチェスター主義

約140年ぶりによみがえった古い言葉が、英国新首相の看板に

2026年7月ごろ社会・ニュースCollins English Dictionary 2026 Word of the Year 最終候補(アンディ・バーナム英首相に結びつく政治理念)

Manchesterismのイメージイラスト

3行でわかる「Manchesterism」

  1. 意味イギリスの政治家アンディ・バーナムさんに結びつけて語られる政治の考え方。
  2. 出どころCollins English Dictionary 2026 Word of the Year 最終候補(アンディ・バーナム英首相に結びつく政治理念)/Manchesterism 自体は19世紀からある古い語で、当時はマンチェスターの実業家たちが唱えた自由貿易の考え方(マンチェスター学派)を指していました。
  3. 日本語でマンチェスター主義

ひとことで言うと

イギリスの政治家アンディ・バーナムさんに結びつけて語られる政治の考え方。国から地方へ権限を移すこと(地方分権)と、経済成長と社会の進歩を両立させることが中心です。「マンチェスターでのやり方を国全体に」という意味合いがあります。

Manchesterism is a political approach linked to Andy Burnham. It focuses on giving more power to regions and combining economic growth with social progress.

元ネタ・なぜ流行った?

誕生

Manchesterism 自体は19世紀からある古い語で、当時はマンチェスターの実業家たちが唱えた自由貿易の考え方(マンチェスター学派)を指していました。Collins によると、この語は約140年ほとんど使われていませんでした。2026年1月、グレーター・マンチェスター市長だったアンディ・バーナムさんが新聞への寄稿で、この語を新しい意味で持ち出しました。

English

Manchesterism is a 19th-century word that once meant something quite different. Collins says it had barely been used for about 140 years. In January 2026, Andy Burnham revived it in a newspaper article.

バズ

その後バーナムさんは、2026年6月の補欠選挙で国会議員に戻り、7月に労働党の党首選で対立候補なしに党首となって、7月20日にキア・スターマー氏の後を継いで首相に就任しました。新しい首相の考え方を表す言葉として、Manchesterism がニュースで一気に広まりました。Collins は、支持する人は全国でもうまくいくと期待し、批判する人は中身がはっきりしないと指摘している、と紹介しています。

English

Burnham returned to Parliament in June 2026 and became prime minister in July, replacing Keir Starmer. Supporters hope Manchesterism can work nationally. Critics ask what it really means.

いま

英語には、人や場所の名前に -ism をつけて考え方を表す語がたくさんあります(Thatcherism=サッチャー主義など)。-ism は「〜主義」と覚えると、ニュースの英語が読みやすくなります。地方分権は英語で devolution。政治の語は立場によって受け取り方が違うので、記事を読むときは、だれがどんな立場で書いているかにも目を向けましょう。

English

English has many '-ism' words built from names, like Thatcherism. When you read political news, it helps to notice who is writing and from what point of view.

へえ!トリビア

使い方のコツ

政治・経済のニュースで使うかたい語。会話では、the idea of giving more power to the regions のように中身を言いかえて説明すると伝わりやすくなります。

賛成・反対のスローガンとして使わない。意見を言うときは理由もそえる。

例文(ネイティブ音声つき)

  1. ニュース

    The new prime minister says Manchesterism can work for the whole country.

    新首相は、マンチェスター主義は国全体でうまくいくと言っている。

  2. 友だちとの議論

    What exactly does Manchesterism mean? I'm still not sure.

    マンチェスター主義って、具体的にどういう意味?まだよくわからない。

  3. 社会の授業

    Our teacher compared Manchesterism with the old Manchester School.

    先生が、マンチェスター主義を昔のマンチェスター学派と比べて説明した。

似た意味の英語・言いかえ

  • devolution

    地方分権

    中央から地方へ権限を移すこと。イギリス政治の重要語。

  • local control

    地方の自治

    「地元のことは地元で決める」をやさしく言うと。

  • a political philosophy

    政治理念

    〜ism を説明するときの定番の言い方。

この話で覚えたい英単語

region 名詞

地域、地方

Each region has its own culture.

それぞれの地域に独自の文化がある。

revive 動詞

よみがえらせる

He revived an old word.

彼は古い言葉をよみがえらせた。

economic 形容詞

経済の

The country needs economic growth.

その国には経済成長が必要だ。

ミニクイズ

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