The Trees Under the Protection of the Gods

神々に守られた木

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  • タウンゼンド英訳(1867年)
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古い言い伝えによれば、神々はそれぞれ守護する木を選び、ユピテルはカシ、ウェヌスはギンバイカ、アポロンは月桂樹、キュベレは松、ヘラクレスはポプラを選んだ。ミネルウァがなぜ実のならない木ばかり選ぶのかと聞くと、ユピテルは「実が目当てで名誉を欲しがっていると思われないためだ」と答えた。ミネルウァが「私は実があるからこそオリーブが好き」と言うと、ユピテルは「娘よ、お前は賢い。役に立たなければ栄光もむなしい」と言った。

キーワード(7語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • made choice of~を選んだ
  • myrtleギンバイカ(銀梅花)
  • laurel月桂樹
  • yielding(実を)生む
  • lest~しないように
  • covetむやみに欲しがる
  • vainむなしい
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THE GODS, according to an ancient legend, made choice of certain trees to be under their special protection. Jupiter chose the oak, Venus the myrtle, Apollo the laurel, Cybele the pine, and Hercules the poplar. Minerva, wondering why they had preferred trees not yielding fruit, inquired the reason for their choice. Jupiter replied, “It is lest we should seem to covet the honour for the fruit.” But said Minerva, “Let anyone say what he will the olive is more dear to me on account of its fruit.” Then said Jupiter, “My daughter, you are rightly called wise; for unless what we do is useful, the glory of it is vain.”

古い言い伝えによると、神々はそれぞれ特別に守護する木を選んだという。ユピテルはカシを、ウェヌスはギンバイカを、アポロンは月桂樹を、キュベレは松を、ヘラクレスはポプラを選んだ。ミネルウァは、どうしてみんな実のならない木ばかり選んだのかと不思議に思い、そのわけをたずねた。ユピテルは答えた。「実を目当てにその名誉を欲しがっていると思われないようにするためだよ。」しかしミネルウァは言った。「だれが何と言おうと、わたしはオリーブが好きです。実がなるからこそですわ。」するとユピテルは言った。「娘よ、おまえが知恵者と呼ばれるのももっともだ。自分のすることが役に立たなければ、その栄誉もむなしいのだからね。」

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古い言い伝えによると、神々はそれぞれ特別に守護する木を選んだという。ユピテルはカシを、ウェヌスはギンバイカを、アポロンは月桂樹を、キュベレは松を、ヘラクレスはポプラを選んだ。ミネルウァは、どうしてみんな実のならない木ばかり選んだのかと不思議に思い、そのわけをたずねた。ユピテルは答えた。「実を目当てにその名誉を欲しがっていると思われないようにするためだよ。」しかしミネルウァは言った。「だれが何と言おうと、わたしはオリーブが好きです。実がなるからこそですわ。」するとユピテルは言った。「娘よ、おまえが知恵者と呼ばれるのももっともだ。自分のすることが役に立たなければ、その栄誉もむなしいのだからね。」

日本語訳:多読ベスト

教訓

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役に立たない栄光はむなしい。

底本:Project Gutenberg eBook #21 Three Hundred Æsop’s Fables(George Fyler Townsend 訳, 1867)。パブリックドメイン。