The Swallow, the Serpent, and the Court of Justice

ツバメとヘビと裁判所

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  • タウンゼンド英訳(1867年)
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人間のそばに住むのが好きなツバメが、裁判所の壁に巣を作り、七羽のひなをかえしました。ところが壁の穴から出てきたヘビが、まだ羽の生えないひなを全部食べてしまいます。空の巣を見たツバメは「誰もが権利を守られるこの場所で、よそ者の私だけがひどい目にあうなんて」と嘆きました。

キーワード(7語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • Serpentヘビ
  • Court of Justice裁判所
  • hatched(ひなを)かえした
  • glidingすべるように進んで
  • unfledged羽の生えそろわない
  • nestlingsひな鳥
  • Woe to meああ、なんと不幸な私
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Google Cloud TTS(Chirp 3 HD・イギリス英語・Puck)

A SWALLOW, returning from abroad and especially fond of dwelling with men, built herself a nest in the wall of a Court of Justice and there hatched seven young birds. A Serpent gliding past the nest from its hole in the wall ate up the young unfledged nestlings. The Swallow, finding her nest empty, lamented greatly and exclaimed: “Woe to me a stranger! that in this place where all others’ rights are protected, I alone should suffer wrong.”

外国から帰ってきたツバメが、人間といっしょに住むのがとりわけ好きだったので、裁判所の壁に巣をつくり、そこで七羽のひなをかえした。壁の穴から出てきたヘビが巣のそばをすべるように通りかかり、まだ羽の生えそろわないひなたちを食べてしまった。巣が空っぽになっているのを見たツバメは、ひどくなげいて叫んだ。「よそ者のわたしは、なんて不幸なのでしょう!ほかのすべての者の権利が守られるこの場所で、わたしだけがひどい目にあうなんて」

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外国から帰ってきたツバメが、人間といっしょに住むのがとりわけ好きだったので、裁判所の壁に巣をつくり、そこで七羽のひなをかえした。壁の穴から出てきたヘビが巣のそばをすべるように通りかかり、まだ羽の生えそろわないひなたちを食べてしまった。巣が空っぽになっているのを見たツバメは、ひどくなげいて叫んだ。「よそ者のわたしは、なんて不幸なのでしょう!ほかのすべての者の権利が守られるこの場所で、わたしだけがひどい目にあうなんて」

日本語訳:多読ベスト

教訓

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正義を守るはずの場所でも、弱い者が守られるとは限らない。

底本:Project Gutenberg eBook #21 Three Hundred Æsop’s Fables(George Fyler Townsend 訳, 1867)。パブリックドメイン。