The Shepherd and the Sea

羊飼いと海

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  • タウンゼンド英訳(1867年)
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海辺で羊の番をしていた羊飼いは、穏やかな海を見て商売の航海に出たくなり、羊をすべて売ってナツメヤシの実を仕入れ、船出しました。ところが大嵐にあって積み荷をすべて海に捨て、命からがら帰ってきます。後日、誰かが穏やかな海をほめると、羊飼いは「またナツメヤシが欲しくて静かなふりをしているのさ」と言いました。

💡 やさしい英語版もあります:L2 The Shepherd and the Sea
キーワード(6語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • with a view to〜を目的として
  • commerce商売
  • datesナツメヤシの実
  • tempest大嵐
  • overboard船外へ
  • unruffled波立たない、穏やかな
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Google Cloud TTS(Chirp 3 HD・イギリス英語・Aoede)

A SHEPHERD, keeping watch over his sheep near the shore, saw the Sea very calm and smooth, and longed to make a voyage with a view to commerce. He sold all his flock, invested it in a cargo of dates, and set sail. But a very great tempest came on, and the ship being in danger of sinking, he threw all his merchandise overboard, and barely escaped with his life in the empty ship. Not long afterwards when someone passed by and observed the unruffled calm of the Sea, he interrupted him and said, “It is again in want of dates, and therefore looks quiet.”

海辺の近くでヒツジの番をしていたヒツジ飼いが、海がとてもおだやかでなめらかなのを見て、商売のために航海に出たいと思った。彼は群れをすべて売りはらい、そのお金でナツメヤシの実をひと船分買いこんで、出帆した。ところが、ものすごい嵐がやって来て、船が沈みそうになったので、彼は商品をすべて海に投げ捨て、空っぽの船でやっと命からがら助かった。それからまもなく、だれかが通りかかって、波ひとつない海のおだやかさに見入っていると、彼はその人の話をさえぎって言った。「海はまたナツメヤシをほしがっているんだ。だから静かに見えるのさ」

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海辺の近くでヒツジの番をしていたヒツジ飼いが、海がとてもおだやかでなめらかなのを見て、商売のために航海に出たいと思った。彼は群れをすべて売りはらい、そのお金でナツメヤシの実をひと船分買いこんで、出帆した。ところが、ものすごい嵐がやって来て、船が沈みそうになったので、彼は商品をすべて海に投げ捨て、空っぽの船でやっと命からがら助かった。それからまもなく、だれかが通りかかって、波ひとつない海のおだやかさに見入っていると、彼はその人の話をさえぎって言った。「海はまたナツメヤシをほしがっているんだ。だから静かに見えるのさ」

日本語訳:多読ベスト

教訓

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痛い目にあった経験は、人を用心深くさせる。

底本:Project Gutenberg eBook #21 Three Hundred Æsop’s Fables(George Fyler Townsend 訳, 1867)。パブリックドメイン。