The Seaside Travelers

海辺の旅人

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  • タウンゼンド英訳(1867年)
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海辺を旅していた人々が高い崖に登ると、遠くに大きな船らしいものが見えたので、港に入るのを待ちました。ところが風で近づくにつれ、それはせいぜい小舟だとわかり、浜に着くとただの薪の束でした。一人が「待っていたかいがなかった。ただの薪の山だ」と言いました。

キーワード(6語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • summit頂上
  • cliff崖
  • harbor港
  • faggot薪の束
  • anticipations期待、予想
  • outrun上回る
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Google Cloud TTS(Chirp 3 HD・イギリス英語・Charon)

SOME TRAVELERS, journeying along the seashore, climbed to the summit of a tall cliff, and looking over the sea, saw in the distance what they thought was a large ship. They waited in the hope of seeing it enter the harbor, but as the object on which they looked was driven nearer to shore by the wind, they found that it could at the most be a small boat, and not a ship. When however it reached the beach, they discovered that it was only a large faggot of sticks, and one of them said to his companions, “We have waited for no purpose, for after all there is nothing to see but a load of wood.”

海辺を旅していた旅人たちが、高い崖のてっぺんに登り、海を見わたすと、遠くに大きな船らしいものが見えた。旅人たちは、それが港に入ってくるのを見ようと待っていた。ところが、見ていたものが風に押されて岸に近づいてくると、それはせいぜい小舟で、船ではないことがわかった。さらにそれが浜辺に着くと、ただの大きなたきぎのたばにすぎないことがわかった。そこでひとりが仲間たちに言った。「待っていたのはむだだったね。けっきょく、見えたのはひと山のたきぎだけだったよ」

Our mere anticipations of life outrun its realities.

人生に対する期待は、実際の人生よりもふくらみがちである。

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海辺を旅していた旅人たちが、高い崖のてっぺんに登り、海を見わたすと、遠くに大きな船らしいものが見えた。旅人たちは、それが港に入ってくるのを見ようと待っていた。ところが、見ていたものが風に押されて岸に近づいてくると、それはせいぜい小舟で、船ではないことがわかった。さらにそれが浜辺に着くと、ただの大きなたきぎのたばにすぎないことがわかった。そこでひとりが仲間たちに言った。「待っていたのはむだだったね。けっきょく、見えたのはひと山のたきぎだけだったよ」

人生に対する期待は、実際の人生よりもふくらみがちである。

日本語訳:多読ベスト

教訓

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人生への期待は、実際の姿より大きくふくらみがちだ。

底本:Project Gutenberg eBook #21 Three Hundred Æsop’s Fables(George Fyler Townsend 訳, 1867)。パブリックドメイン。