The Man and the Lion

人間とライオン

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  • タウンゼンド英訳(1867年)
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一緒に旅をしていた人間とライオンが、どちらが強いか言い争っていると、「人間に絞め殺されるライオン」の石像の前を通りかかります。人間が「見ろ、人間は百獣の王にも勝つ」と言うと、ライオンは「その像は人間が作ったものだ。ライオンが像を作れたら、人間がライオンの足の下にいるだろう」と言い返しました。

キーワード(6語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • boast自慢する
  • respectiveそれぞれの
  • superiority優位
  • prowess武勇、腕前
  • strangled絞め殺された
  • prevail over〜に打ち勝つ
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Google Cloud TTS(Chirp 3 HD・イギリス英語・Aoede)

A MAN and a Lion traveled together through the forest. They soon began to boast of their respective superiority to each other in strength and prowess. As they were disputing, they passed a statue carved in stone, which represented “a Lion strangled by a Man.” The traveler pointed to it and said: “See there! How strong we are, and how we prevail over even the king of beasts.” The Lion replied: “This statue was made by one of you men. If we Lions knew how to erect statues, you would see the Man placed under the paw of the Lion.”

人間とライオンが、いっしょに森を旅していた。やがてふたりは、力と勇ましさにおいて自分のほうが相手よりまさっていると、たがいに自慢しはじめた。言い争っているうちに、ふたりは石に彫られた像のそばを通りかかった。それは「人間に首をしめられるライオン」をあらわした像だった。旅人はそれを指さして言った。「ほら、見ろ!われわれ人間がどんなに強いか、けものの王にさえどれほど打ち勝つかがわかるだろう」。ライオンは答えた。「この像は、あなたがた人間のだれかがつくったものです。もしわれわれライオンが像の建て方を知っていたら、ライオンの前足の下にふみつけられた人間の姿が見られることでしょう」

One story is good, till another is told.

話は一方だけ聞けばもっともらしいが、もう一方の話を聞くまでのことである。

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人間とライオンが、いっしょに森を旅していた。やがてふたりは、力と勇ましさにおいて自分のほうが相手よりまさっていると、たがいに自慢しはじめた。言い争っているうちに、ふたりは石に彫られた像のそばを通りかかった。それは「人間に首をしめられるライオン」をあらわした像だった。旅人はそれを指さして言った。「ほら、見ろ!われわれ人間がどんなに強いか、けものの王にさえどれほど打ち勝つかがわかるだろう」。ライオンは答えた。「この像は、あなたがた人間のだれかがつくったものです。もしわれわれライオンが像の建て方を知っていたら、ライオンの前足の下にふみつけられた人間の姿が見られることでしょう」

話は一方だけ聞けばもっともらしいが、もう一方の話を聞くまでのことである。

日本語訳:多読ベスト

教訓

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話は一方だけ聞いてもわからない。相手の言い分を聞けば違って見える。

底本:Project Gutenberg eBook #21 Three Hundred Æsop’s Fables(George Fyler Townsend 訳, 1867)。パブリックドメイン。