The Kingdom of the Lion

ライオンの王国

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  • タウンゼンド英訳(1867年)
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公正で優しいライオンの王が、オオカミと子ヒツジ、ヒョウと子ヤギなど、すべての鳥獣が仲良く暮らす同盟を宣言しました。ウサギは「弱い者が強い者の隣に安心して並べる日をどれほど待ち望んだことか」と言いましたが、そう言うやいなや必死で逃げ出しました。

キーワード(6語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • wrathful怒りっぽい
  • proclamation布告、宣言
  • league同盟
  • amity友好、親睦
  • Kid子ヤギ
  • with impunity罰を受けずに、安全に
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Google Cloud TTS(Chirp 3 HD・イギリス英語・Aoede)

THE BEASTS of the field and forest had a Lion as their king. He was neither wrathful, cruel, nor tyrannical, but just and gentle as a king could be. During his reign he made a royal proclamation for a general assembly of all the birds and beasts, and drew up conditions for a universal league, in which the Wolf and the Lamb, the Panther and the Kid, the Tiger and the Stag, the Dog and the Hare, should live together in perfect peace and amity. The Hare said, “Oh, how I have longed to see this day, in which the weak shall take their place with impunity by the side of the strong.” And after the Hare said this, he ran for his life.

野や森のけものたちは、ライオンを王としていた。ライオンは怒りっぽくもなく、残酷でも横暴でもなく、王としてこれ以上ないほど公正でおだやかだった。その治世のあいだに、ライオンはすべての鳥とけものの大集会を開くという王のおふれを出し、すべての者の同盟のための取り決めをつくった。それは、オオカミと子ヒツジ、ヒョウと子ヤギ、トラと雄ジカ、イヌと野ウサギが、完全な平和と友情のうちにいっしょに暮らすというものだった。野ウサギは言った。「ああ、弱い者が強い者のそばに、何の心配もなく並んでいられるこの日を、どんなに待ち望んでいたことか」。そしてそう言ったあと、野ウサギは命からがら逃げ出した。

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野や森のけものたちは、ライオンを王としていた。ライオンは怒りっぽくもなく、残酷でも横暴でもなく、王としてこれ以上ないほど公正でおだやかだった。その治世のあいだに、ライオンはすべての鳥とけものの大集会を開くという王のおふれを出し、すべての者の同盟のための取り決めをつくった。それは、オオカミと子ヒツジ、ヒョウと子ヤギ、トラと雄ジカ、イヌと野ウサギが、完全な平和と友情のうちにいっしょに暮らすというものだった。野ウサギは言った。「ああ、弱い者が強い者のそばに、何の心配もなく並んでいられるこの日を、どんなに待ち望んでいたことか」。そしてそう言ったあと、野ウサギは命からがら逃げ出した。

日本語訳:多読ベスト

教訓

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弱い者は、強い者と並ぶ平和をなかなか信じきれない。

底本:Project Gutenberg eBook #21 Three Hundred Æsop’s Fables(George Fyler Townsend 訳, 1867)。パブリックドメイン。