The Fly and the Draught-Mule

ハエと荷車のラバ

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  • タウンゼンド英訳(1867年)
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ハエが戦車の車軸にとまり、引いているラバに「なんて遅いんだ。もっと速く走らないと首を針で刺すぞ」と言った。ラバは「お前の脅しなど気にしない。私が気にするのは、お前の上に座ってむちで急がせたり手綱で引き止めたりする人だけだ。いつ速く走りいつゆっくり行くかはわかっているから、生意気を言うな」と答えた。

💡 やさしい英語版もあります:L2 The Fly and the Mule
キーワード(7語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • axle-tree車軸
  • chariot(二輪の)馬車、戦車
  • Draught-Mule荷車を引くラバ
  • prickちくりと刺す
  • heed気にかける
  • reins手綱
  • insolence横柄さ、生意気
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Google Cloud TTS(Chirp 3 HD・イギリス英語・Puck)

A FLY sat on the axle-tree of a chariot, and addressing the Draught-Mule said, “How slow you are! Why do you not go faster? See if I do not prick your neck with my sting.” The Draught-Mule replied, “I do not heed your threats; I only care for him who sits above you, and who quickens my pace with his whip, or holds me back with the reins. Away, therefore, with your insolence, for I know well when to go fast, and when to go slow.”

一匹のハエが馬車の車軸にとまり、車を引くラバに向かって言った。「なんてのろいんだ! どうしてもっと速く走らないんだい? 針で首をちくりと刺してやろうか。」ラバは答えた。「おまえのおどしなんか気にしないよ。わたしが気にかけるのは、おまえの上に座っていて、むちでわたしの足を速めたり、手綱でわたしを引きとめたりするお方だけさ。だから、なまいきな口はひっこめておくれ。いつ速く走り、いつゆっくり歩けばいいかぐらい、わたしはよく心得ているのだから。」

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一匹のハエが馬車の車軸にとまり、車を引くラバに向かって言った。「なんてのろいんだ! どうしてもっと速く走らないんだい? 針で首をちくりと刺してやろうか。」ラバは答えた。「おまえのおどしなんか気にしないよ。わたしが気にかけるのは、おまえの上に座っていて、むちでわたしの足を速めたり、手綱でわたしを引きとめたりするお方だけさ。だから、なまいきな口はひっこめておくれ。いつ速く走り、いつゆっくり歩けばいいかぐらい、わたしはよく心得ているのだから。」

日本語訳:多読ベスト

教訓

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力のない者の虚勢は相手にされない。

底本:Project Gutenberg eBook #21 Three Hundred Æsop’s Fables(George Fyler Townsend 訳, 1867)。パブリックドメイン。