The Flea and the Ox

ノミと雄牛

  • 📖 99 words
  • 🔊 0:33
  • タウンゼンド英訳(1867年)
あらすじ(結末まで)を見る

ノミが雄牛に「こんなに大きくて強いのに、なぜ人間にひどい扱いを受けて毎日こき使われているの。小さな私でも人間の血を好きなだけ吸っているのに」と尋ねた。雄牛は「恩知らずにはなりたくない。私は人間にかわいがられ、よく頭や肩をなでてもらうのだ」と答えた。ノミは「なんてことだ。君が好きなそのなでる手が、私には確実な死をもたらすのに」と言った。

💡 やさしい英語版もあります:L2 The Flea and the Ox
キーワード(7語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • Fleaノミ
  • ails悩ませる
  • submit to~に甘んじる
  • mercilessly容赦なく
  • without stint惜しみなく、存分に
  • ungrateful恩知らずの
  • inevitable避けられない
音声に合わせて文が光ります0:00 / 0:33

Google Cloud TTS(Chirp 3 HD・イギリス英語・Aoede)

A FLEA thus questioned an Ox: “What ails you, that being so huge and strong, you submit to the wrongs you receive from men and slave for them day by day, while I, being so small a creature, mercilessly feed on their flesh and drink their blood without stint?” The Ox replied: “I do not wish to be ungrateful, for I am loved and well cared for by men, and they often pat my head and shoulders.” “Woe’s me!” said the flea; “this very patting which you like, whenever it happens to me, brings with it my inevitable destruction.”

ノミが雄ウシに、こうたずねた。「どうしたっていうんだい? そんなに大きくて強いのに、人間からひどい仕打ちを受けても甘んじて、毎日毎日、人間のためにあくせく働いているなんて。ぼくなんか、こんなにちっぽけな生き物なのに、人間の肉を情け容赦なく食べて、血を好きなだけ吸っているよ。」雄ウシは答えた。「わたしは恩知らずにはなりたくないんだ。人間はわたしをかわいがり、よく世話をしてくれるし、よく頭や肩をなでてくれるからね。」「なんてこった!」とノミは言った。「きみの好きなその『なでる』ってやつは、ぼくがされたら最後、必ず命を落とすことになるんだよ。」

📖 全訳をまとめて読む 読み終わってからの答え合わせに

ノミが雄ウシに、こうたずねた。「どうしたっていうんだい? そんなに大きくて強いのに、人間からひどい仕打ちを受けても甘んじて、毎日毎日、人間のためにあくせく働いているなんて。ぼくなんか、こんなにちっぽけな生き物なのに、人間の肉を情け容赦なく食べて、血を好きなだけ吸っているよ。」雄ウシは答えた。「わたしは恩知らずにはなりたくないんだ。人間はわたしをかわいがり、よく世話をしてくれるし、よく頭や肩をなでてくれるからね。」「なんてこった!」とノミは言った。「きみの好きなその『なでる』ってやつは、ぼくがされたら最後、必ず命を落とすことになるんだよ。」

日本語訳:多読ベスト

教訓

タップして見る

ある者にとっての喜びが、別の者にとっては破滅になる。

底本:Project Gutenberg eBook #21 Three Hundred Æsop’s Fables(George Fyler Townsend 訳, 1867)。パブリックドメイン。