The Birdcatcher, the Partridge, and the Cock

鳥刺しとヤマウズラとオンドリ

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  • タウンゼンド英訳(1867年)
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鳥刺しが質素な夕食をとろうとすると、友人が急に訪ねてきました。わなは空だったので、おとりに飼いならしたヤマウズラを殺そうとすると、「網を張るとき私がいなければ困るでしょう」と命乞いされ、助けてやります。次にオンドリを選ぶと、「私を殺したら誰が夜明けを知らせるのですか」と訴えましたが、鳥刺しは「その通りだが、友人と私は夕食を食べなければならないのだ」と言いました。

💡 やさしい英語版もあります:L3 The Birdcatcher, the Partridge, and the Rooster
キーワード(7語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • Birdcatcher鳥刺し、鳥を捕る人
  • piedまだらの
  • decoyおとり
  • covey(ヤマウズラなどの)群れ
  • attaining to his combとさかが生えそろうころの
  • expostulatedいさめた、抗議した
  • capitalすばらしい
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Google Cloud TTS(Chirp 3 HD・イギリス英語・Aoede)

A BIRDCATCHER was about to sit down to a dinner of herbs when a friend unexpectedly came in. The bird-trap was quite empty, as he had caught nothing, and he had to kill a pied Partridge, which he had tamed for a decoy. The bird entreated earnestly for his life: “What would you do without me when next you spread your nets? Who would chirp you to sleep, or call for you the covey of answering birds?” The Birdcatcher spared his life, and determined to pick out a fine young Cock just attaining to his comb. But the Cock expostulated in piteous tones from his perch: “If you kill me, who will announce to you the appearance of the dawn? Who will wake you to your daily tasks or tell you when it is time to visit the bird-trap in the morning?” He replied, “What you say is true. You are a capital bird at telling the time of day. But my friend and I must have our dinners.”

鳥さしが、野菜だけの夕食につこうとしていると、友だちが思いがけずやって来た。何もとれなかったので鳥わなは空っぽで、鳥さしは、おとりにするために飼いならしていたまだら模様のヤマウズラを殺すしかなかった。ヤマウズラは必死に命ごいをした。「わたしがいなくなったら、次に網を張るときどうするのですか?だれがさえずってあなたを寝かしつけるのです?だれがあなたのために、こたえて鳴く鳥の群れを呼び寄せるのです?」鳥さしはヤマウズラの命を助けてやり、とさかが生えはじめたばかりの、りっぱな若いおんどりを選ぶことにした。ところが、おんどりは止まり木の上から、あわれな声でうったえた。「わたしを殺したら、だれが夜明けを知らせるのですか?だれがあなたを毎日の仕事に起こしたり、朝、鳥わなを見に行く時刻を教えたりするのですか?」鳥さしは答えた。「おまえの言うとおりだ。おまえは時刻を知らせるのにかけてはすばらしい鳥だ。だが、わたしと友だちは夕食を食べなければならんのだ」

Necessity knows no law.

必要の前には、おきても何もない。

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鳥さしが、野菜だけの夕食につこうとしていると、友だちが思いがけずやって来た。何もとれなかったので鳥わなは空っぽで、鳥さしは、おとりにするために飼いならしていたまだら模様のヤマウズラを殺すしかなかった。ヤマウズラは必死に命ごいをした。「わたしがいなくなったら、次に網を張るときどうするのですか?だれがさえずってあなたを寝かしつけるのです?だれがあなたのために、こたえて鳴く鳥の群れを呼び寄せるのです?」鳥さしはヤマウズラの命を助けてやり、とさかが生えはじめたばかりの、りっぱな若いおんどりを選ぶことにした。ところが、おんどりは止まり木の上から、あわれな声でうったえた。「わたしを殺したら、だれが夜明けを知らせるのですか?だれがあなたを毎日の仕事に起こしたり、朝、鳥わなを見に行く時刻を教えたりするのですか?」鳥さしは答えた。「おまえの言うとおりだ。おまえは時刻を知らせるのにかけてはすばらしい鳥だ。だが、わたしと友だちは夕食を食べなければならんのだ」

必要の前には、おきても何もない。

日本語訳:多読ベスト

教訓

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背に腹は代えられない(必要の前に法はない)。

底本:Project Gutenberg eBook #21 Three Hundred Æsop’s Fables(George Fyler Townsend 訳, 1867)。パブリックドメイン。