The Ass and the Wolf

ロバとオオカミ

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  • タウンゼンド英訳(1867年)
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牧草地で草を食べていたロバは、オオカミが近づくのを見てすぐに足が悪いふりをした。わけを聞かれると「生け垣でとげを踏んだので、食べるときにのどに刺さらないよう抜いてほしい」と頼んだ。オオカミが足を持ち上げてとげを探すことに夢中になると、ロバはかかとで歯をけり飛ばして逃げ去り、オオカミは「肉屋の仕事しか教わっていないのに、医者のまねなどしたからだ」と言った。

キーワード(6語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • lame足の不自由な
  • hedge生け垣
  • trod踏んだ(treadの過去形)
  • thornとげ
  • heelsかかと
  • mauledひどく痛めつけられた
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Google Cloud TTS(Chirp 3 HD・イギリス英語・Charon)

AN ASS feeding in a meadow saw a Wolf approaching to seize him, and immediately pretended to be lame. The Wolf, coming up, inquired the cause of his lameness. The Ass replied that passing through a hedge he had trod with his foot upon a sharp thorn. He requested that the Wolf pull it out, lest when he ate him it should injure his throat. The Wolf consented and lifted up the foot, and was giving his whole mind to the discovery of the thorn, when the Ass, with his heels, kicked his teeth into his mouth and galloped away. The Wolf, being thus fearfully mauled, said, “I am rightly served, for why did I attempt the art of healing, when my father only taught me the trade of a butcher?”

牧草地で草を食べていたロバが、オオカミが自分を捕まえようと近づいてくるのを見て、とっさに足が不自由なふりをした。そばへやって来たオオカミは、どうして足を引きずっているのかとたずねた。ロバは、生け垣を通り抜けるときに鋭いとげを踏んでしまったのだと答えた。そして、自分を食べるときにとげがのどに刺さるといけないから、抜いてくれないかと頼んだ。オオカミは承知してロバの足を持ち上げ、とげを見つけることに夢中になっていた。そのとき、ロバがひづめでオオカミの口を蹴り上げて歯をへし折り、走って逃げていった。ひどい目にあったオオカミは言った。「当然の報いだ。親父からは肉屋の仕事しか教わっていないのに、どうして医者のまねなどしようとしたのだろう?」

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牧草地で草を食べていたロバが、オオカミが自分を捕まえようと近づいてくるのを見て、とっさに足が不自由なふりをした。そばへやって来たオオカミは、どうして足を引きずっているのかとたずねた。ロバは、生け垣を通り抜けるときに鋭いとげを踏んでしまったのだと答えた。そして、自分を食べるときにとげがのどに刺さるといけないから、抜いてくれないかと頼んだ。オオカミは承知してロバの足を持ち上げ、とげを見つけることに夢中になっていた。そのとき、ロバがひづめでオオカミの口を蹴り上げて歯をへし折り、走って逃げていった。ひどい目にあったオオカミは言った。「当然の報いだ。親父からは肉屋の仕事しか教わっていないのに、どうして医者のまねなどしようとしたのだろう?」

日本語訳:多読ベスト

教訓

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自分の専門外のことに手を出すと失敗する。

底本:Project Gutenberg eBook #21 Three Hundred Æsop’s Fables(George Fyler Townsend 訳, 1867)。パブリックドメイン。