White Day

ホワイトデーを英語で:読む・聞く・話す・遊ぶ

やさしい英語(CEFR A2)の読み物に音声つき。会話・単語カード・クイズ8問・ゲームで、ホワイトデーの英語をまるごと。

🔊Read in Englishホワイトデーを英語で読もう(CEFR A2・音声つき)

ホワイトデーを、やさしい英語で紹介する読み物です。▶で英文をタイトルから通して聞けます(アメリカ英語)。「和訳」ボタンで日本語訳の表示・非表示を切りかえられます。下線の語は下の単語カードにあります。

A Sweet Answer from Japan

CEFR A2
0:00
243 words

In many countries, Valentine's Day is one day of love. But in Japan, there are two. On February 14, many women give chocolate to men. Then, one month later on March 14, men give something back. This second day is called White Day.

多くの国で、バレンタインデーは愛の日の1日だけです。でも日本には2日あります。2月14日には、多くの女性が男性にチョコレートを贈ります。そして1か月後の3月14日、男性がお返しをします。この2つ目の日をホワイトデーと言います。

White Day did not come from America or Europe. It was born in Japan in the late 1970s. At that time, Japanese candy makers wanted to sell more sweets in March. A group of candy companies chose March 14 as Candy Day. Their first big event was held in Tokyo in 1980.

ホワイトデーはアメリカやヨーロッパから来たのではありません。1970年代後半に日本で生まれました。当時、日本の菓子メーカーは3月にもっとお菓子を売りたいと考えていました。飴メーカーの組合が3月14日を「キャンデーの日」に決めました。1980年には東京で最初の大きなイベントが開かれました。

Other people also say they started it. A sweet shop in Fukuoka sold marshmallows with chocolate inside in 1978. The shop called the day Marshmallow Day. Later, everyone used the same name, White Day. White is the color of sugar and pure love.

ほかにも「自分たちが始めた」と言う人たちがいます。福岡のお菓子屋さんは、1978年に中にチョコが入ったマシュマロを売り出しました。その店はこの日をマシュマロデーと呼びました。のちに、みんなが同じ名前「ホワイトデー」を使うようになりました。白は砂糖の色であり、純粋な愛の色でもあります。

Today, people give candy, cookies, and marshmallows. Some give flowers, small bags, or jewelry. Many people also give sweets to friends and coworkers to say thank you. Some people say the return gift should cost three times more, but most people do not follow that idea.

今では、キャンデーやクッキー、マシュマロを贈ります。花や小さなバッグ、アクセサリーを贈る人もいます。友だちや同僚に、ありがとうの気持ちでお菓子を配る人もたくさんいます。お返しは3倍の値段にすべきだと言う人もいますが、ほとんどの人はそうしていません。

White Day has also traveled to South Korea, Taiwan, and China. In Korea, men often give big baskets of candy. On April 14, single people there eat black noodles together. But in America and Europe, most people have never heard of White Day. So if a friend from abroad asks, tell them it is a sweet invention from Japan.

ホワイトデーは韓国・台湾・中国にも広がりました。韓国では、男性がキャンデーを山もりにした大きなかごを贈ることがよくあります。そして4月14日には、恋人のいない人たちが集まって黒い麺を食べます。でもアメリカやヨーロッパでは、ほとんどの人がホワイトデーを聞いたこともありません。だから海外の友だちに聞かれたら、これは日本生まれの甘い発明だと教えてあげましょう。

💬Dialogue英語の会話でホワイトデー

🎬 大樹は大阪の会社で働いています。新しい同僚のエミリーはアメリカ出身。3月13日、大樹がクッキーの箱をたくさん買っているのを見かけます。

0:00
Emily

Wow, Daiki! Why are you buying so many cookies?

わあ、大樹さん!どうしてそんなにクッキーを買っているの?

Daiki

Tomorrow is White Day. I have to give these back.

明日はホワイトデーなんだ。これをお返ししないと。

Emily

White Day? I've never heard of it.

ホワイトデー?聞いたことがないわ。

Daiki

That's because it started in Japan. It's exactly one month after Valentine's Day.

日本で始まった日だからね。バレンタインデーのちょうど1か月後なんだ。

Emily

So in Japan, women give chocolate first?

じゃあ日本では、女性が先にチョコを渡すの?

Daiki

Yes, usually. Then men give a return gift on March 14.

うん、たいていね。それで男性が3月14日にお返しをするんだ。

Emily

That's interesting! In my country, men often give flowers on Valentine's Day.

おもしろいね!私の国では、バレンタインに男性が花を贈ることが多いの。

Daiki

I've heard that. Here, many companies have a custom of giving sweets to coworkers.

聞いたことある。こっちでは、同僚にお菓子を配る習慣がある会社が多いんだ。

Emily

Who started White Day?

ホワイトデーはだれが始めたの?

Daiki

Good question. Candy makers and a sweet shop in Fukuoka both say they did.

いい質問だね。飴メーカーの組合と、福岡のお菓子屋さんの両方が自分たちだって言ってるんだ。

Emily

Ha! A sweet fight. Do you have to give three times more?

ははは!甘いけんかね。3倍返ししなきゃいけないの?

Daiki

Some people say so, but I'm just giving cookies to everyone.

そう言う人もいるけど、ぼくはみんなにクッキーを配るだけだよ。

Emily

Well, I didn't give you chocolate. Can I still get one?

ねえ、私はチョコをあげなかったけど、それでも1つもらえる?

Daiki

Sure. Welcome to Japan, Emily!

もちろん。日本へようこそ、エミリー!

🃏Word Cardsホワイトデーの英単語カード(12語)

カードをタップすると裏返って、意味と例文が出ます。

return gift名詞
お返し(の贈り物)He gave her a return gift on White Day.彼はホワイトデーに彼女にお返しを贈りました。💡 return=返す。英語圏ではあまり使わない考え方なので、説明に便利な語。
give back句動詞
お返しをする、返すMen give something back on March 14.男性は3月14日に何かをお返しします。💡 give something back の語順に注意。
candy maker名詞
菓子メーカー、菓子職人Candy makers chose March 14.菓子メーカーが3月14日を選びました。💡 maker=作る人・会社。shoemaker(くつ職人)も同じ形。
marshmallow名詞
マシュマロThe shop sold marshmallows with chocolate inside.その店は中にチョコが入ったマシュマロを売りました。💡 もとは植物の名前(ウスベニタチアオイ)。英語の発音は「マーシュメロウ」に近い。
coworker名詞
同僚I gave cookies to my coworkers.同僚にクッキーを配りました。💡 co-(いっしょに)+worker。classmate と同じ発想。
custom名詞
習慣、慣習Giving sweets at work is a Japanese custom.職場でお菓子を配るのは日本の習慣です。💡 customs(複数形)は「税関」の意味にもなる。
invention名詞
発明(品)White Day is a sweet invention from Japan.ホワイトデーは日本生まれの甘い発明です。💡 動詞は invent。行事や習慣にも使える。
pure形容詞
純粋な、けがれのないWhite is a sign of pure love.白は純粋な愛のしるしです。💡 pure water(きれいな水)のようにも使う。
abroad副詞
海外に、海外でMy friend from abroad asked about White Day.海外から来た友だちがホワイトデーについて聞いてきました。💡 go abroad(海外へ行く)。to はつけない。
basket名詞
かごIn Korea, men give baskets of candy.韓国では、男性がキャンデーのかごを贈ります。💡 a basket of ~で「かごいっぱいの~」。
jewelry名詞
アクセサリー、宝石類Some men give jewelry on White Day.ホワイトデーにアクセサリーを贈る男性もいます。💡 数えられない名詞。a piece of jewelry と数える。イギリスでは jewellery。
cost動詞
(お金が)かかるThe gift should not cost too much.贈り物は高すぎないほうがいいです。💡 過去形も cost。It costs 500 yen. のように使う。

✅Quizホワイトデーの英語クイズ(8問)

上の英文を読んでから答えてみよう。答えを選ぶとすぐに解説が出ます。全問正解でスタンプが金色に!

Q1. What is the main idea of the passage?

本文の主旨は何ですか。

全体を通して、日本で生まれたお返しの日の由来と今を紹介しています。第2段落で欧米から来たのではないと書かれ、服や祝日の話はありません。

Q2. When was the first big Candy Day event held?

最初の大きな「キャンデーの日」のイベントはいつ開かれましたか。

第2段落に Their first big event was held in Tokyo in 1980 とあります。1978年は福岡の店がマシュマロを売り出した年です。

Q3. What did the shop in Fukuoka sell?

福岡の店は何を売り出しましたか。

第3段落に sold marshmallows with chocolate inside in 1978 とあります。ほかの選択肢は本文にありません。

Q4. Why did candy makers want a new day in March?

なぜ菓子メーカーは3月に新しい日をほしがったのですか。

第2段落に wanted to sell more sweets in March とあります。祝日をつくる話やバレンタインをやめる話は出てきません。

Q5. In paragraph 5, what does "traveled to" mean?

第5段落の traveled to の意味として最も近いものはどれですか。

行事が旅行するわけではないので、ここでは「ほかの国に広まった」という意味です。次の文で韓国の様子が説明されていることからもわかります。

Q6. Which is true according to the passage?

本文の内容と合うものはどれですか。

第4段落に Many people also give sweets to friends and coworkers とあります。3倍返しは most people do not follow that idea、アメリカ起源は第2段落で否定されています。

Q7. Why do you think people call White Day "a sweet invention"?

ホワイトデーが「甘い発明」と呼ばれるのはなぜだと考えられますか。

第2・3段落で菓子メーカーやお店がつくった日だとわかり、贈る物はお菓子です。invention(発明)と sweet(甘い)の両方の意味をかけた表現だと推測できます。

Q8. In the dialogue, why is Daiki buying many cookies?

会話で、大樹がクッキーをたくさん買っているのはなぜですか。

大樹が Tomorrow is White Day. I have to give these back. と言っています。誕生日や上司の話は出てきません。

🎮Gamesホワイトデーの英語ゲーム

タブを切りかえて遊べます。授業ではプロジェクターに映して、クラス対抗戦にしても盛り上がります。

📖Read Moreもっと読む:Holidays Made by Marketing: Is That a Bad Thing?

少し難しめ(B1〜B2)の英文で、ホワイトデーを違う角度から。

Holidays Made by Marketing: Is That a Bad Thing?

B1–B2
0:00
193 words

White Day is an unusual example of a holiday whose commercial origins are openly admitted. In 1978, a national association of candy makers decided at its general meeting that March 14 would be Candy Day, while a confectioner in Fukuoka launched its own Marshmallow Day the same year. Both still claim to be the original, and no one can prove that only one of them is right. What both sides agree on is the goal: they wanted to sell more sweets after Valentine's Day.

ホワイトデーは、商業的な起源を隠さずに認めている、めずらしい記念日の例です。1978年、全国の飴メーカーの組合は総会で3月14日を「キャンデーの日」と決め、同じ年に福岡の菓子店も独自に「マシュマロデー」を始めました。両者とも今も自分たちが元祖だと主張しており、どちらか一方だけが正しいとは言い切れません。両者に共通しているのは目的です。バレンタインのあとにも、もっとお菓子を売りたかったのです。

Japan is not alone in this. In the United States, Sweetest Day was reportedly planned by a committee of candy makers in Cleveland in 1921. In South Korea, the 14th of almost every month has become a themed day for couples or singles, such as Black Day on April 14.

これは日本だけの話ではありません。アメリカでは、スウィーテスト・デーが1921年にクリーブランドの菓子職人の委員会によって企画されたと伝えられています。韓国では、4月14日のブラックデーのように、ほぼ毎月14日がカップルや独身者のためのテーマのある日になっています。

Critics argue that such days pressure people to spend money and turn affection into an obligation. The decline of workplace giri chocolate in recent years suggests many Japanese people agree. Yet supporters point out that a custom can outgrow its origins. If people use White Day to express real gratitude, does it matter that a candy company invented it?

批判する人たちは、こうした日がお金を使うよう人々にプレッシャーをかけ、愛情を義務に変えてしまうと主張します。近年、職場の義理チョコが減っていることは、多くの日本人がその考えに同意していることを示しているようです。しかし支持する人たちは、習慣はその起源を超えて成長しうると指摘します。人々がホワイトデーを本当の感謝を伝えるために使うのなら、菓子会社が考えたことは問題になるのでしょうか。

👋Useful Phrasesホワイトデーに使える英語フレーズ

Happy White Day!ハッピーホワイトデー!日本・韓国などで通じる。欧米の人には White Day の説明を添える。
White Day is a day to give a return gift for Valentine's Day.ホワイトデーはバレンタインのお返しをする日です。外国の人に一言で説明するときの基本フレーズ。return gift=お返し。
Thank you for the chocolate last month. This is for you.先月はチョコをありがとう。これ、どうぞ。お返しを渡すときの定番。This is for you. はプレゼントを渡すときの決まり文句。
White Day started in Japan in the late 1970s.ホワイトデーは1970年代後半に日本で始まりました。「どこの国の行事?」と聞かれたときに。
In Japan, women often give chocolate first, and men give something back a month later.日本では女性が先にチョコを贈ることが多く、男性は1か月後にお返しをします。欧米との違いを説明するときに便利。

🗣️ 話し合ってみよう(Discussion)

  1. Have you ever given or received a White Day gift? What was it?

    ホワイトデーの贈り物をあげたり、もらったりしたことはありますか。何でしたか。
  2. Do you think the return gift should cost the same as the first gift? Why or why not?

    お返しは、もらった物と同じくらいの値段にすべきだと思いますか。理由も言いましょう。
  3. Why do you think White Day became popular in South Korea and Taiwan but not in Europe?

    ホワイトデーが韓国や台湾では広まり、ヨーロッパでは広まらなかったのはなぜだと思いますか。
  4. Should companies stop the custom of giving giri chocolate and return gifts at work? Give reasons.

    会社は職場での義理チョコやお返しの習慣をやめるべきだと思いますか。理由をあげましょう。
  5. Is a holiday created for marketing less meaningful than a traditional one? Use examples from different countries.

    宣伝のためにつくられた記念日は、伝統的な行事より価値が低いと思いますか。いろいろな国の例を使って話しましょう。
💌ホワイトデーに使える英語メッセージ 51選相手別の文例(音声・和訳つき)・書き方講座・写真を選ぶだけでカードが作れる見る →

🗾Explain Japan in Englishホワイトデーを海外の人に英語で説明するなら

姉妹サイト「日本文化ナビ」に、英語でかんたんに説明する例文(ひと言・30秒・スピーチ)と、外国の人によく聞かれる質問がまとまっています。日本語のページと、英語だけのページ(そのまま海外の人に見せられます)があります。

ホワイトデーを英語で説明する(howaito de)ホワイトデー(howaito de)を英語で説明するには。一言/30秒/スピーチの3段階の英文と和訳、外国人によく聞かれる質問と答え、そのまま使えるフレーズ、音声つき。JP 日本語で読むGB English page
🍬
White Day
スタンプ帳にホワイトデーのスタンプを押しました!
クイズで全問正解すると金のスタンプに。世界一周めざして集めよう。 スタンプ帳を見る →

授業アイデアとワークシートを見る →