
Mother's Day
海外の母の日:国別比べ(日付も習慣もこんなにちがう)
12の国と地域で、母の日(世界の母の日)はこんなに違う。日本語とやさしい英語で。
🌍Around the World海外の母の日:国別比べ(日付も習慣もこんなにちがう)
各国の様子を日本語で。「English」を押すと、同じ内容のやさしい英語が開きます。
母の日の発祥地。花・カード・ジュエリーなどに2026年は380億ドルが使われる予測。家族でブランチに出かけるのが定番。
English
Mother's Day started here in 1908. Many families go out for brunch on this Sunday.
マザリング・サンデー。イースターの3週間前で、毎年3月ごろ。もとは「母なる教会」にお参りする日で、スミレやシムネル・ケーキを贈った。
English
In the UK, Mothering Sunday comes in March. Long ago, children gave their mothers violets.
1913年に青山学院で初の行事。赤いカーネーションが定番。こどもの日の法律にも「母に感謝する」とある。
English
In Japan, people give red carnations. The law for Children's Day also says to thank mothers.
曜日に関係なく毎年5月10日。1922年に新聞の呼びかけで始まった。日曜日でなくても、家族が集まって母親を祝う。
English
In Mexico, Mother's Day is always May 10. It started in 1922.
シリキット王太后の誕生日で国の祝日。白いジャスミンの花輪を贈り、学校では子どもがひざまずいて母に花をわたす式がある。
English
In Thailand, children give their mothers white jasmine flowers on August 12.
春の始まりの3月21日。1956年にエジプトで始まり、ほかのアラブの国々に広がった。
English
In Egypt, Mother's Day is March 21, the first day of spring. It started in 1956.
1950年の法律で決まった。その日がキリスト教の聖霊降臨祭と重なると、6月の第1日曜日にずれる。
English
In France, Mother's Day is the last Sunday in May. Sometimes it moves to June.
1973年から「父母の日(オボイナル)」として父と母をいっしょに祝う。カーネーションと手紙を贈る。
English
In Korea, May 8 is Parents' Day. Children give carnations to both parents.
ハリ・イブ(母の日)。1928年12月22日に始まった初の全国女性会議を記念する日。母親に家事を休んでもらう家庭もある。
English
In Indonesia, Mother's Day is December 22. It remembers a women's meeting in 1928.
母の日は秋の終わり。ただし3月8日の国際女性デーにも、母親や女性に花を贈るのが大切な習慣になっている。
English
In Russia, Mother's Day is in November. But many people give flowers to women on March 8, too.
雨季が終わった秋に、3日間の祭り「アントロシュト」を開く。家族で材料を持ちより、母親のために大きな食事を作る。
English
In Ethiopia, families have a three-day feast for mothers after the rainy season.
日付はアメリカと同じだが、南半球の5月は秋。カーネーションのかわりに白い菊を贈るのが伝統。
English
In Australia, May is in the fall. So people give white chrysanthemums.
🗾日本の母の日:青山学院、森永、そして祝日法の「母に感謝する」
日本の母の日は、アメリカからキリスト教の宣教師たちを通じて伝わりました。1913年、東京の青山学院で、宣教師マイラ・ドレーパーが日本で初めての母の日の行事を開いたとされます。アメリカで最初の礼拝があってから、わずか5年後のことです。
昭和に入ると、日付が変わります。1931年には、当時の皇后(香淳皇后(こうじゅんこうごう))の誕生日である3月6日を「母の日」にする動きがありました。1937年には、お菓子会社の森永製菓が東京の豊島園で「母の日大会」を開き、母親たちを無料で招待しました。これで母の日が全国に知られるようになったと言われます。
戦争中は、こうした欧米由来の行事は行われなくなったとされます。戦後の1949年ごろから、アメリカと同じ5月の第2日曜日に祝うのが定着します。贈る花は、赤いカーネーションが定番です。
ここで、意外な事実をひとつ。5月5日の「こどもの日」を定めた法律には、こう書いてあります。「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」。つまり日本には、母の日のほかにもう一つ、法律で「母に感謝する」と決められた祝日があるのです。こどもの日と母の日が、毎年1週間ほどしか離れていないのも、なんだか不思議な縁です。
日本の母の日のくわしい歴史や過ごし方は、「日本の母の日・父の日」のページで紹介しています。



