
Hanukkah
世界のハヌカ:国別比べ
7の国と地域で、ハヌカはこんなに違う。日本語とやさしい英語で。
🌍Around the World世界のハヌカ:国別比べ
各国の様子を日本語で。「English」を押すと、同じ内容のやさしい英語が開きます。
学校がハヌカ休みになり、街中のパン屋にスフガニヤが山積み。コマの文字が1つだけちがい、「大きな奇跡が『ここで』起きた」という意味になります。
English
In Israel, the letters on the top are a little different. They say a great miracle happened here.
ホワイトハウスの前に「ナショナル・メノラー」が立ち、1979年から点灯式が続きます。ニューヨークには高さ約32フィート(約9.8m)の「世界最大」を名乗る燭台(しょくだい)が2つあります。
English
New York has two very tall menorahs. Each one says it is the biggest in the world.
ロンドンのトラファルガー広場で、2007年から大きな燭台の点灯が行われています。観光名所のど真ん中に、9本枝の灯りがともります。
English
In London, people light a big menorah in Trafalgar Square. It has happened every year since 2007.
ハヌカ中の新月の日に「娘たちの祭り(ハグ・ハバノット)」を祝う伝統がありました。英雄ユディトなど、勇敢な女性たちをたたえる日です。
English
Jewish families in Tunisia had a special day for girls during Hanukkah. They remembered brave women like Judith.
1322年にイタリアのラビが揚げたパンケーキの詩を書いた、ハヌカ料理の「元祖」の地。ローマでは、リコッタチーズの揚げ物「カッソラ」が伝わりました。
English
Italy has some of the oldest Hanukkah foods. In Rome, people made fried pancakes with soft cheese.
首都キーウの独立広場に、高さ12mの燭台が立ちます。ヨーロッパでいちばん高いと言われています。
English
In Kyiv, a menorah 12 meters tall stands in the main square.
東京・広尾にユダヤ人コミュニティーの会堂(シナゴーグ)があり、祭日の集まりが行われます。一般にはまだあまり知られていない行事です。
English
Japan has a small Jewish community in Tokyo. But most Japanese people do not know about Hanukkah yet.
🗾日本とハヌカ:実は聖書の中で出会っている
日本でハヌカを知っている人は、まだ多くありません。でも、聖書を読んだことがある人は、実はもうハヌカに出会っています。キリスト教の新約聖書の中で、です。
「ヨハネによる福音書」10章22節には、冬のエルサレムで「奉献の祭り」が行われ、イエスが神殿を歩いていたと書かれています。英語の古い聖書では the feast of the dedication。これがハヌカです。おもしろいのは、ユダヤ教の聖書(キリスト教でいう旧約聖書)にはハヌカの話が入っていないこと。マカバイ記はユダヤ教の正典に入らなかったので、ハヌカは「ユダヤ教の聖書に出てこないのに、新約聖書には出てくる」不思議な祭りなのです。
日本国内にも、東京・広尾にユダヤ人コミュニティーの会堂(シナゴーグ)があり、ユダヤ教の祭日の礼拝や集まりが行われています。12月の東京では、クリスマスのイルミネーションのすぐそばで、9本枝の小さな灯りもともっているわけです。
日本の習慣と似ているところもあります。子どもにお金(ゲルト)を渡す習慣は、お年玉にそっくりです。もとは東ヨーロッパで、子どもが学校の先生にお金を贈った習慣がルーツだと言われます。また、年によってはハヌカとクリスマスが重なります。2027年は、ハヌカの最初の灯りがちょうど12月24日の夕方にともります。



