Day of the Dead

世界の死者の日:国別比べ

8の国と地域で、死者の日(ディア・デ・ムエルトス)はこんなに違う。日本語とやさしい英語で。

🌍Around the World世界の死者の日:国別比べ

ピンをタップすると、その国の死者の日(ディア・デ・ムエルトス)へ

各国の様子を日本語で。「English」を押すと、同じ内容のやさしい英語が開きます。

MXメキシコ(ミチョアカン州)Mexico (Michoacán)

パツクアロ湖では11月2日の真夜中、「マリポサ」と呼ばれる小舟で島の墓地ハニツィオへ向かう。ろうそくの光が湖を埋める。

English

At Lake Pátzcuaro, people go to an island cemetery by boat at midnight. Candles light up the water.

MXメキシコ(メキシコシティ)Mexico City

2016年に始まった大パレードは、映画『007 スペクター』の架空の場面がきっかけ。初回は約25万人。2007年からは巨大な張り子アレブリへのパレードも。

English

Mexico City started a big Day of the Dead parade in 2016. The idea came from a James Bond movie.

USアメリカthe United States

メキシコ系の人が多いテキサス、ニューメキシコ、アリゾナ、カリフォルニアで祝われる。アリゾナ州ツーソンでは1990年から「オール・ソウルズ・プロセッション」が続く。

English

Many Mexican Americans celebrate the Day of the Dead. In Tucson, Arizona, people have walked in a big procession since 1990.

GTグアテマラGuatemala

11月1日、スンパンゴやサンティアゴ・サカテペケスで、何か月もかけて作った巨大な凧が墓地のそばに上がる。何十種類もの具を混ぜた冷たいサラダ「フィアンブレ」を食べる。

English

In Guatemala, people fly giant kites near cemeteries on November 1. They also eat a cold salad with many ingredients.

BOボリビアBolivia

諸聖人の日から8日後(普通11月8日)の「ニャティタスの日」に、ラパスの人々は家で大切にしている頭蓋骨に帽子やサングラスをつけ、花やコカの葉を供えて墓地に集まる。

English

In La Paz, Bolivia, some people keep skulls at home. On November 8, they put hats and sunglasses on them.

ECエクアドルEcuador

11月2日に、紫トウモロコシの粉と果物で作るとろりとした飲み物「コラーダ・モラーダ」と、赤ちゃんの形のパン「グアグア・デ・パン」をいっしょに食べる。

English

In Ecuador, families drink a thick purple drink and eat bread shaped like babies on November 2.

PHフィリピンthe Philippines

11月1日の「ウンダス」は休日。多くの人が故郷へ帰り、家族の墓を掃除して花・ろうそく・食べ物を供える。メキシコに次いで死者の日を祝う人が多い国とも言われる。

English

In the Philippines, millions of people go back to their hometowns and visit family graves on November 1.

JP日本(お盆)Japan (Obon)

夏のお盆に先祖の魂を迎え、迎え火・送り火で道を照らす。キュウリの馬とナスの牛は魂の乗り物。雰囲気は静かだが、考え方は死者の日とよく似ている。

English

In Japan, people welcome the spirits of their ancestors during Obon in summer. They light small fires to guide them.

🗾日本のお盆とそっくり?『リメンバー・ミー』と死者の日

死者の日の話を聞いて、「お盆みたい」と思った人は鋭いです。

年に一度、亡くなった家族が家に帰ってくる。家には写真を飾った祭壇を作り、故人の好物を供える。迎え火のように、ろうそくや花びらで帰り道を照らす。お墓に家族が集まり、また来年と送り出す。日本のお盆と死者の日は、驚くほどよく似ています。お盆の「精霊馬(キュウリの馬とナスの牛)」が魂の乗り物なら、メキシコでは毛の少ない犬ショロイツクインツレが魂を死者の国へ案内すると言われてきました。

違いは雰囲気です。日本のお盆は静かにしのぶ行事ですが、メキシコでは楽団が演奏し、ガイコツの仮装をした人々が踊り、墓地でにぎやかに再会を祝います。

日本で死者の日が広く知られたのは、ピクサー映画『リメンバー・ミー』がきっかけです。原題は主人公の曾祖母の名前『Coco』で、日本では2018年3月16日に公開され、興行収入は約50億円。死者の国の色あざやかな橋はマリーゴールドの花びらでできていて、主人公の相棒の犬ダンテはショロイツクインツレです。映画を見てから死者の日の飾りを見ると、細かいところまで本物の習慣にもとづいていることがわかります。

死者の日(ディア・デ・ムエルトス)を英語で読む・遊ぶ →

🔗Relatedあわせて読みたい