
Christmas
海外のクリスマス:国別比べ(14か国)
14の国と地域で、クリスマスはこんなに違う。日本語とやさしい英語で。
🌍Around the World海外のクリスマス:国別比べ(14か国)
各国の様子を日本語で。「English」を押すと、同じ内容のやさしい英語が開きます。
1月5日の夜、ほうきに乗った魔女のおばあさん「ベファーナ」が煙突から入ってきます。よい子にはお菓子、悪い子には炭。ただし炭は、黒い砂糖菓子です。
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In Italy, an old woman called the Befana flies on a broom on January 5. Bad children get black candy that looks like coal.
11月中旬、シンタクラースが蒸気船に乗って「スペインから」やってきます。本番は12月5日の夜。名前の頭文字のチョコレートと、からかい半分の詩をそえたプレゼントを渡します。
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In the Netherlands, Sinterklaas comes by steamboat in November. On December 5, people give presents with funny poems.
南半球なので真夏のクリスマス。昼食はエビやカキなどのシーフード、午後はビーチやクリケット。1938年に始まったメルボルンの「キャロルズ・バイ・キャンドルライト」は全国に中継されます。
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In Australia, Christmas is in summer. Many families eat prawns and go to the beach.
9月にはもうクリスマス気分で、「世界一長い」とも言われます。12月16日から24日まで、夜明けのミサに9日間通う「シンバン・ガビ」があり、星形のランタン「パロル」が家々を飾ります。
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In the Philippines, the Christmas season starts in September. People hang star lanterns called parols.
本番はイブ。1960年から毎年24日の午後、テレビでディズニーのドナルド・ダックの特番が放送され、国民の約4割が見ます。ガヴレの町の巨大なわらのヤギは、1966年からの60体のうち43体が壊されたり燃やされたりしました。
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In Sweden, many families watch a Donald Duck show on Christmas Eve. They have done this since 1960.
サンタは1人ではなく13人。いたずら好きの「ユール・ラッズ」が12月12日から1晩に1人ずつやってきて、窓辺の靴に小さな贈り物を入れます。悪い子には腐ったジャガイモ。
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Iceland has 13 Yule Lads. They come one by one and put small gifts in shoes by the window.
クリスマスマーケットとアドベントカレンダーの国。ドレスデンの市は1434年に記録が残る古い市で、ホットワインとシュトレンが名物です。
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In Germany, people drink hot wine at Christmas markets. One market in Dresden is almost 600 years old.
ディナーの前に、2人で両端を引っぱるクラッカーを鳴らします。1847年にロンドンの菓子職人トム・スミスが考えたと言われ、中から紙の王冠とジョークが出てきます。
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In Britain, people pull Christmas crackers. A paper crown and a joke fall out.
ニューヨークのロックフェラーセンターのツリーは、1931年に工事現場の作業員が立てたのが始まり。今は約5万個のLEDが光り、クリスマスのあとは木材になって家づくりに寄付されます。
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In New York, a giant tree stands at Rockefeller Center. After Christmas, its wood is used to build homes.
12月16日から24日までの9晩、マリアとヨセフにふんした人たちが家々を回って宿を頼む「ラス・ポサダス」。毎晩、最後はピニャータ割りで盛り上がります。
🪅 ピニャータ特集を読む →English
In Mexico, people act out Mary and Joseph looking for a room. Every night ends with a piñata.
12月8日から、顔のついた丸太「ティオ」にえさをやり、毛布をかけて世話をします。イブかクリスマスに棒でたたいて歌うと、お菓子を「出して」くれます。大きなプレゼントは1月6日の三賢者から。
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In Catalonia, children feed a happy wooden log. At Christmas, they hit it with sticks, and it gives them candy.
イブの夕食「ヴィギリア」は、空に最初の星が見えてから。肉を使わない12品が並び、薄いせんべい「オプワテク」を割り合います。突然のお客のために、席を1つ空けておきます。
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In Poland, dinner on Christmas Eve starts when the first star appears. Families keep one extra seat for a guest.
クリスマス「ゲンナ」は1月7日。43日間の断食のあと、白い布「ネテラ」をまとって夜通しの礼拝へ。岩を掘って造ったラリベラの教会には、多くの巡礼者が集まります。
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In Ethiopia, Christmas is on January 7. Many people wear white clothes and go to church all night.
正教会のクリスマスは1月7日。プレゼントを運ぶのはサンタではなく、大みそかにやってくる「ジェド・マロース(マロースじいさん)」と、孫娘の「雪娘」スネグーラチカです。
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In Russia, Grandfather Frost brings gifts on New Year's Eve. His granddaughter, the Snow Maiden, helps him.
🗾日本のクリスマスはいつから?1552年の山口から
日本で最初のクリスマスとされるのは、1552年(天文21年)です。場所は山口。宣教師コスメ・デ・トーレスたちが、日本人の信徒を招いて降誕祭のミサを行いました。
ところが江戸時代にキリスト教が禁止され、クリスマスも消えてしまいます。例外は長崎の出島。オランダ人たちは「オランダ正月」という名前にして、こっそりクリスマスを祝っていたと言われます。
広まるきっかけは明治時代です。1900年(明治33年)、食料品店の明治屋が銀座に進出し、クリスマスの飾りつけや売り出しを始めました。もうひとつの意外な理由が、大正天皇の命日です。大正天皇は1926年12月25日に亡くなり、翌年から12月25日は「大正天皇祭」という休日になりました。休みの日とクリスマスが重なったことで、習慣が一気に広まったとされます。1928年には新聞が「クリスマスは今や日本の年中行事」と書いたほどです。この休日は1948年になくなりましたが、クリスマスはそのまま残りました。
今の日本のクリスマスは、世界でもかなり個性的です。クリスチャンは少数なのに、街はイルミネーションで輝き、イブは恋人や友だちと過ごす日。いちごのショートケーキと、フライドチキンが定番です。チキンの習慣は1970年代の広告から広まったもので、詳しくは「日本のクリスマス」のページで紹介しています。
逆に、海外の人が日本で驚くのは「25日が祝日ではない」こと。そして26日になると、お店の飾りが一晩でお正月用に変わることです。



