「思案」の意味とは?
しあん
ひとことで
あれこれと考えをめぐらすこと
「思案」の意味
どうしたらよいか、いろいろな方法や可能性を考えめぐらすことです。「思案に暮れる」「思案顔」のように、答えがすぐに出ずに迷っている様子を表すことが多いです。「思案にあまる」は、いくら考えてもよい考えが浮かばないという意味。小説や物語文で、登場人物が悩む場面によく出てきます。
英語で言うと?(4つの言い方)
think over定番
時間をかけて考えをめぐらす、いちばん近い言い方です。
ponderフォーマル
じっくり深く考えるニュアンスで、文章でもよく使います。
be at a loss (what to do)定番
「思案に暮れる」のように、どうしてよいか分からない状態に合います。
mull overカジュアル
頭の中で何度も考え直す、くだけた言い方です。
例文(音声つき)
- 迷う場面
彼はどちらの道を選ぶべきか、腕を組んで思案していた。
He stood with his arms folded, thinking over which path he should take.
- 困りはてる
財布をなくした私は、どうやって家に帰るか思案に暮れた。
Having lost my wallet, I was at a loss as to how to get home.
- 表情
母は手紙を読みながら、思案顔で何かを考えていた。
My mother was reading the letter with a thoughtful look on her face.
使い分けのコツ
- 「思案に暮れる」は、どうしてよいか分からず考えこんでしまうこと。「途方に暮れる」と近い意味です。
- 「思案」は迷いや悩みをふくむことが多く、「思考」はもっと理屈で考える場面に使います。
- 「思案のしどころ」は、ここがよく考えるべき大事な場面だ、という意味の言い回しです。
よくある間違いたたき台の案という意味で「思案を提出する」と書くのは誤りで、その意味では「試案(しあん)」と書きます。
よくある質問
「思案」の意味は?
どうしたらよいか、いろいろな方法や可能性を考えめぐらすことです。「思案に暮れる」「思案顔」のように、答えがすぐに出ずに迷っている様子を表すことが多いです。「思案にあまる」は、いくら考えてもよい考えが浮かばないという意味。小説や物語文で、登場人物が悩む場面によく出てきます。
「思案」の類語は?
「考慮」「熟考」「思索」「考えあぐねる」などが近い言葉です。
「思案に暮れる」とはどういう意味?
いくら考えてもよい方法が見つからず、どうしてよいか分からなくなることです。