The Two Dogs

二匹の犬

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  • タウンゼンド英訳(1867年)
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ある男が、狩りを手伝う猟犬と、家の番をする番犬を飼っていました。狩りから帰ると、男はいつも番犬に獲物をたっぷり分け与えるので、猟犬は「苦労するのは私なのに、狩りもしない君がぜいたくをしている」と責めます。番犬は「私を責めず主人を責めてくれ。働くことでなく、人の働きに頼って生きるよう私に教えたのは主人なのだから」と答えました。

キーワード(7語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • Hound猟犬
  • spoil獲物、戦利品
  • aggrieved不満に思って
  • reproached責めた
  • luxuriate on〜をぜいたくに味わう
  • exertions骨折り
  • subsistence生活の糧
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Google Cloud TTS(Chirp 3 HD・イギリス英語・Aoede)

A MAN had two dogs: a Hound, trained to assist him in his sports, and a Housedog, taught to watch the house. When he returned home after a good day’s sport, he always gave the Housedog a large share of his spoil. The Hound, feeling much aggrieved at this, reproached his companion, saying, “It is very hard to have all this labor, while you, who do not assist in the chase, luxuriate on the fruits of my exertions.” The Housedog replied, “Do not blame me, my friend, but find fault with the master, who has not taught me to labor, but to depend for subsistence on the labor of others.”

ある男が二匹のイヌを飼っていた。一匹は狩りの手伝いをするように仕込まれた猟犬で、もう一匹は家の番をするように仕込まれた番犬だった。男は狩りでたっぷり獲物をとって帰ると、いつも番犬に獲物をたくさん分けてやった。猟犬はこれをひどく不満に思い、仲間の番犬を責めて言った。「こんなに苦労しているのに、たまったものじゃない。狩りの手伝いもしないおまえが、おれががんばった成果でぜいたくをしているんだからな」。番犬は答えた。「ぼくを責めないでくれよ。文句は主人に言ってくれ。主人はぼくに働くことを教えないで、ほかの者の働きにたよって暮らすことを教えたんだから」

Children are not to be blamed for the faults of their parents.

子どもは、親の落ち度のせいで責められるべきではない。

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ある男が二匹のイヌを飼っていた。一匹は狩りの手伝いをするように仕込まれた猟犬で、もう一匹は家の番をするように仕込まれた番犬だった。男は狩りでたっぷり獲物をとって帰ると、いつも番犬に獲物をたくさん分けてやった。猟犬はこれをひどく不満に思い、仲間の番犬を責めて言った。「こんなに苦労しているのに、たまったものじゃない。狩りの手伝いもしないおまえが、おれががんばった成果でぜいたくをしているんだからな」。番犬は答えた。「ぼくを責めないでくれよ。文句は主人に言ってくれ。主人はぼくに働くことを教えないで、ほかの者の働きにたよって暮らすことを教えたんだから」

子どもは、親の落ち度のせいで責められるべきではない。

日本語訳:多読ベスト

教訓

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子どもは、親の欠点の責任を負うべきではない。

底本:Project Gutenberg eBook #21 Three Hundred Æsop’s Fables(George Fyler Townsend 訳, 1867)。パブリックドメイン。