The Laborer and the Snake

農夫とヘビ(しっぽを切られたヘビ)

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  • タウンゼンド英訳(1867年)
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家の戸口近くに住むヘビが、農夫の幼い息子をかみ殺しました。父親は斧でヘビを殺そうとしますが、しっぽの先を切っただけでした。のちに自分もかまれるのを恐れて、パンと塩を穴に置いて和解を求めますが、ヘビは「あなたを見るたび私はしっぽを、あなたは息子の死を思い出すから、仲直りはできない」と答えました。

キーワード(7語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • porch玄関、戸口
  • Cottager小屋に住む農民
  • inflicted(傷を)負わせた
  • hastilyあわてて
  • endeavored努めた
  • hissingシューッと音を立てて
  • henceforth今後は
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Google Cloud TTS(Chirp 3 HD・イギリス英語・Aoede)

A SNAKE, having made his hole close to the porch of a cottage, inflicted a mortal bite on the Cottager’s infant son. Grieving over his loss, the Father resolved to kill the Snake. The next day, when it came out of its hole for food, he took up his axe, but by swinging too hastily, missed its head and cut off only the end of its tail. After some time the Cottager, afraid that the Snake would bite him also, endeavored to make peace, and placed some bread and salt in the hole. The Snake, slightly hissing, said: “There can henceforth be no peace between us; for whenever I see you I shall remember the loss of my tail, and whenever you see me you will be thinking of the death of your son.”

ヘビが、ある小屋の戸口のすぐそばに穴をつくって住み、小屋に住む男の幼い息子にかみついて死なせてしまった。わが子を失ったことを悲しんだ父親は、ヘビを殺そうと決めた。次の日、ヘビがえさを探しに穴から出てきたとき、父親はおのをふり上げた。ところが、あわててふりおろしたために、頭をねらいそこない、しっぽの先を切り落としただけだった。しばらくすると、男はヘビが自分にもかみつくのではないかとおそれ、仲直りをしようとして、パンと塩を穴の中に置いた。ヘビはかすかにシューッと音を立てて言った。「これから先、われわれのあいだに和解などありえない。わたしはおまえを見るたびに、しっぽを失ったことを思い出すだろうし、おまえはわたしを見るたびに、息子の死を考えるだろうから」

No one truly forgets injuries in the presence of him who caused the injury.

害を加えた相手を前にして、受けた害を本当に忘れられる者はいない。

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ヘビが、ある小屋の戸口のすぐそばに穴をつくって住み、小屋に住む男の幼い息子にかみついて死なせてしまった。わが子を失ったことを悲しんだ父親は、ヘビを殺そうと決めた。次の日、ヘビがえさを探しに穴から出てきたとき、父親はおのをふり上げた。ところが、あわててふりおろしたために、頭をねらいそこない、しっぽの先を切り落としただけだった。しばらくすると、男はヘビが自分にもかみつくのではないかとおそれ、仲直りをしようとして、パンと塩を穴の中に置いた。ヘビはかすかにシューッと音を立てて言った。「これから先、われわれのあいだに和解などありえない。わたしはおまえを見るたびに、しっぽを失ったことを思い出すだろうし、おまえはわたしを見るたびに、息子の死を考えるだろうから」

害を加えた相手を前にして、受けた害を本当に忘れられる者はいない。

日本語訳:多読ベスト

教訓

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害を受けた相手を前にすると、その恨みは忘れられない。

底本:Project Gutenberg eBook #21 Three Hundred Æsop’s Fables(George Fyler Townsend 訳, 1867)。パブリックドメイン。