The Herdsman and the Lost Bull

牛飼いと迷子の子牛

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  • タウンゼンド英訳(1867年)
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森で子牛をなくした牛飼いは、盗んだ犯人を見つけられたら神々に子ヒツジを捧げると誓います。ところが丘の上から、ライオンが子牛を食べているのを見つけると、震え上がって「この犯人から無事に逃げられるなら、子牛に加えて大人の牛も差し上げます」と祈りました。

キーワード(6語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • Herdsman牛飼い
  • fruitlessむだな
  • vow誓い
  • sacrificeいけにえ
  • Guardian Deities守護神たち
  • hillock小さな丘
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Google Cloud TTS(Chirp 3 HD・イギリス英語・Charon)

A HERDSMAN tending his flock in a forest lost a Bull-calf from the fold. After a long and fruitless search, he made a vow that, if he could only discover the thief who had stolen the Calf, he would offer a lamb in sacrifice to Hermes, Pan, and the Guardian Deities of the forest. Not long afterwards, as he ascended a small hillock, he saw at its foot a Lion feeding on the Calf. Terrified at the sight, he lifted his eyes and his hands to heaven, and said: “Just now I vowed to offer a lamb to the Guardian Deities of the forest if I could only find out who had robbed me; but now that I have discovered the thief, I would willingly add a full-grown Bull to the Calf I have lost, if I may only secure my own escape from him in safety.”

森でヒツジの群れの世話をしていた牧人が、囲いから子ウシを一頭なくした。長いあいださがしたがむだだったので、牧人は誓いを立てた。子ウシを盗んだどろぼうを見つけさえすれば、ヘルメスとパンと森の守り神たちに、子ヒツジを一頭いけにえとしてささげます、と。それからまもなく、牧人が小さな丘をのぼっていくと、そのふもとで一頭のライオンが子ウシを食べているのが見えた。その光景におびえきった牧人は、目と両手を天に上げて言った。「ついさっき、わたしからものを盗んだのがだれかわかりさえすれば、森の守り神たちに子ヒツジを一頭ささげますと誓いました。でも、どろぼうがわかった今となっては、あいつから無事に逃げられさえするなら、なくした子ウシに加えて、おとなの雄ウシを一頭よろこんでおささげします」

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森でヒツジの群れの世話をしていた牧人が、囲いから子ウシを一頭なくした。長いあいださがしたがむだだったので、牧人は誓いを立てた。子ウシを盗んだどろぼうを見つけさえすれば、ヘルメスとパンと森の守り神たちに、子ヒツジを一頭いけにえとしてささげます、と。それからまもなく、牧人が小さな丘をのぼっていくと、そのふもとで一頭のライオンが子ウシを食べているのが見えた。その光景におびえきった牧人は、目と両手を天に上げて言った。「ついさっき、わたしからものを盗んだのがだれかわかりさえすれば、森の守り神たちに子ヒツジを一頭ささげますと誓いました。でも、どろぼうがわかった今となっては、あいつから無事に逃げられさえするなら、なくした子ウシに加えて、おとなの雄ウシを一頭よろこんでおささげします」

日本語訳:多読ベスト

教訓

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願いがかなうことが、かえって災いになることもある。

底本:Project Gutenberg eBook #21 Three Hundred Æsop’s Fables(George Fyler Townsend 訳, 1867)。パブリックドメイン。