The Crow and the Raven

カラスとワタリガラス

  • 📖 120 words
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  • タウンゼンド英訳(1867年)
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カラスは、ワタリガラスが吉凶を告げる鳥として人々に注目されるのをねたんでいた。旅人たちが来るのを見て、カラスは木にとまってできるだけ大きく鳴いたが、旅人の一人は「先へ進もう。ただのカラスの声で、カラスの鳴き声は何の前ぶれでもない」と言った。

キーワード(6語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • jealousねたんで
  • omen前兆、吉凶のしるし
  • perching(枝に)とまって
  • cawedカーカー鳴いた
  • foreboded(不吉なことの)前兆となった
  • assume(役・性格を)装う
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Google Cloud TTS(Chirp 3 HD・イギリス英語・Puck)

A CROW was jealous of the Raven, because he was considered a bird of good omen and always attracted the attention of men, who noted by his flight the good or evil course of future events. Seeing some travelers approaching, the Crow flew up into a tree, and perching herself on one of the branches, cawed as loudly as she could. The travelers turned towards the sound and wondered what it foreboded, when one of them said to his companion, “Let us proceed on our journey, my friend, for it is only the caw of a crow, and her cry, you know, is no omen.”

カラスが、ワタリガラスをねたんでいた。ワタリガラスは縁起のよい鳥とされ、いつも人間の注目を集めていたからである。人間は、ワタリガラスの飛び方を見て、これから起こることが吉か凶かを占っていたのだ。旅人たちが近づいてくるのを見ると、カラスは木に飛び上がって枝の一つにとまり、ありったけの大声でカアカアと鳴いた。旅人たちはその声のほうをふり向き、何の前ぶれだろうといぶかしんだ。するとひとりが仲間に言った。「旅を続けよう、きみ。あれはただのカラスの鳴き声だ。知ってのとおり、カラスの鳴き声は何の前ぶれでもないよ」

Those who assume a character which does not belong to them, only make themselves ridiculous.

自分にそぐわない役柄をよそおう者は、自分を笑いものにするだけである。

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カラスが、ワタリガラスをねたんでいた。ワタリガラスは縁起のよい鳥とされ、いつも人間の注目を集めていたからである。人間は、ワタリガラスの飛び方を見て、これから起こることが吉か凶かを占っていたのだ。旅人たちが近づいてくるのを見ると、カラスは木に飛び上がって枝の一つにとまり、ありったけの大声でカアカアと鳴いた。旅人たちはその声のほうをふり向き、何の前ぶれだろうといぶかしんだ。するとひとりが仲間に言った。「旅を続けよう、きみ。あれはただのカラスの鳴き声だ。知ってのとおり、カラスの鳴き声は何の前ぶれでもないよ」

自分にそぐわない役柄をよそおう者は、自分を笑いものにするだけである。

日本語訳:多読ベスト

教訓

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自分にふさわしくない役を演じようとすると、笑いものになるだけだ。

底本:Project Gutenberg eBook #21 Three Hundred Æsop’s Fables(George Fyler Townsend 訳, 1867)。パブリックドメイン。