The Crow and Mercury

カラスとメルクリウス

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  • タウンゼンド英訳(1867年)
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わなにかかったカラスは、助けてくれたら乳香を供えるとアポロンに誓ったが、助かると約束を忘れてしまった。まもなくまたわなにかかると、今度はアポロンを素通りしてメルクリウス(ヘルメス)に同じ約束をした。現れたメルクリウスは「前の守り神を裏切って欺いたお前を、どうして信じられようか」と言った。

キーワード(7語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • snareわな
  • vow誓い
  • frankincense乳香
  • shrine神殿、社
  • base卑しい
  • disowned見捨てた、縁を切った
  • patron守護者、恩人
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Google Cloud TTS(Chirp 3 HD・イギリス英語・Puck)

A CROW caught in a snare prayed to Apollo to release him, making a vow to offer some frankincense at his shrine. But when rescued from his danger, he forgot his promise. Shortly afterwards, again caught in a snare, he passed by Apollo and made the same promise to offer frankincense to Mercury. Mercury soon appeared and said to him, “O thou most base fellow? how can I believe thee, who hast disowned and wronged thy former patron?”

わなにかかったカラスが、アポロンに、助けてくれたら神殿に乳香をささげますと誓って祈った。ところが危ないところを助けられると、カラスは約束を忘れてしまった。それからまもなく、またわなにかかったカラスは、今度はアポロンを素通りして、メルクリウスに乳香をささげると同じ約束をした。するとすぐにメルクリウスが現れて言った。「なんと卑しいやつだ! 前の恩人を裏切り、ないがしろにしたおまえを、どうしてわたしが信じられようか?」

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わなにかかったカラスが、アポロンに、助けてくれたら神殿に乳香をささげますと誓って祈った。ところが危ないところを助けられると、カラスは約束を忘れてしまった。それからまもなく、またわなにかかったカラスは、今度はアポロンを素通りして、メルクリウスに乳香をささげると同じ約束をした。するとすぐにメルクリウスが現れて言った。「なんと卑しいやつだ! 前の恩人を裏切り、ないがしろにしたおまえを、どうしてわたしが信じられようか?」

日本語訳:多読ベスト

教訓

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一度恩を裏切った者は、二度と信用されない。

底本:Project Gutenberg eBook #21 Three Hundred Æsop’s Fables(George Fyler Townsend 訳, 1867)。パブリックドメイン。