Mercury and the Sculptor

メルクリウスと彫刻家

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  • タウンゼンド英訳(1867年)
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自分が人間にどれほど尊敬されているか知りたくなったメルクリウスは、人間に化けて彫刻家の工房を訪れ、ユピテルとユノーの像の値段を尋ねました。そして自分の像を指さして「これは神々の使者で、おまえの稼ぎの元の神だから、もっと高いだろう」と言うと、彫刻家は「あの二つを買ってくださるなら、それはおまけにつけますよ」と答えました。

キーワード(6語)本文の点線の語はタップで意味が出ます
  • esteem尊敬、評価
  • mortals人間たち
  • assumed the character of〜の姿をとった
  • Sculptor彫刻家
  • fling投げ与える
  • into the bargainおまけに
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Google Cloud TTS(Chirp 3 HD・イギリス英語・Aoede)

MERCURY once determined to learn in what esteem he was held among mortals. For this purpose he assumed the character of a man and visited in this disguise a Sculptor’s studio having looked at various statues, he demanded the price of two figures of Jupiter and Juno. When the sum at which they were valued was named, he pointed to a figure of himself, saying to the Sculptor, “You will certainly want much more for this, as it is the statue of the Messenger of the Gods, and author of all your gain.” The Sculptor replied, “Well, if you will buy these, I’ll fling you that into the bargain.”

あるとき、メルクリウスは、自分が人間たちのあいだでどれほど敬われているのかを知りたいと思った。そのためメルクリウスは人間の姿をとり、その変装で彫刻家の仕事場を訪ねた。いろいろな像をながめたあと、メルクリウスはユピテルとユノの二体の像の値段をたずねた。その値段を告げられると、メルクリウスは自分自身の像を指さして、彫刻家に言った。「これはきっとずっと高いのでしょうね。なにしろ神々の使者であり、あなたがたのあらゆるもうけをもたらす神の像なのですから」。彫刻家は答えた。「そうですね、そちらの二体を買ってくださるなら、こいつはおまけにつけてさしあげますよ」

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あるとき、メルクリウスは、自分が人間たちのあいだでどれほど敬われているのかを知りたいと思った。そのためメルクリウスは人間の姿をとり、その変装で彫刻家の仕事場を訪ねた。いろいろな像をながめたあと、メルクリウスはユピテルとユノの二体の像の値段をたずねた。その値段を告げられると、メルクリウスは自分自身の像を指さして、彫刻家に言った。「これはきっとずっと高いのでしょうね。なにしろ神々の使者であり、あなたがたのあらゆるもうけをもたらす神の像なのですから」。彫刻家は答えた。「そうですね、そちらの二体を買ってくださるなら、こいつはおまけにつけてさしあげますよ」

日本語訳:多読ベスト

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うぬぼれていると、自分の本当の評価を思い知らされる。

底本:Project Gutenberg eBook #21 Three Hundred Æsop’s Fables(George Fyler Townsend 訳, 1867)。パブリックドメイン。